単一軌道。
(シングルトラック)・・・この甘美なる響き。
自転車を知った事よりも、この言葉を感じた時から、
自分の人生はホンの少し軌道がズレた様で。
別にシングルじゃなくても良いんじゃない?とも思うが、
やはりソコは道として、必要な人が、小規模に踏み固める、
そんな共有感というか何と言うか、細い綱が有るんさな。
そう、自転車が好きな事はソレとして、MTBが大好きだ。
良いの悪いの言われようが、全面的に肯定せざるを得ん所です。
そんなシングルトラックの罠に嵌ってしまった自分は、
今日もS/T探しの旅に。そして・・・、
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ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。ディーゼル最高!
シングルトラック=単線、と言う事で、蒸す梅雨の最中、
信楽高原鉄道に乗る為だけに、滋賀は貴生川へ。
何か昔ドカーン!と当たった事故が有った様な気もするが、
過ぎた事は過ぎた事、今の自分には関係無いさな。
距離にして14km。駅総数6駅。たったそれだけの区間。
山間の木々の間を、ディーゼル音と共に通り抜ける。
初夏の日を受け左右の草木は生い茂り、窓から手を伸ばさずとも、
窓に枝がパシパシ当たり、その近さ・狭さを教えてくれるんですな。
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で、信楽に何か用事が有ったのか?
無い。
信楽なんざ、って言うと語弊があるが、
京都南部で生まれ育った自分には庭、では無いにしろ、
知ったる土地で有る事は間違い無く、
今更用事と言えば狸が欲しくなった時くらいのモノでありまして、
目的地としては不十分。
今回の乗車の目的も、ズバリ乗車。乗る事こそが最大の目的。
信楽に着くも、復路出発までの小一時間、
静かな住宅地を散歩した位。
大通りには大小多数のタヌキによるタヌキのタヌキミニマリズムが展開。
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中にはこんな勇壮なタヌキも居たが、持って帰った所で・・・なぁ。
乗ってるだけで幸せ、ってアリガタイ事やね。
MTBってのを楽しむ為には、地権が如何こう、環境が云々、
乗車バランスがどうしたと、簡単には解決出来ない問題も山積みです。
ただ、忘れそうになる時こそ「乗る」事の有り難さを思い出したいし、
いつか来る転轍機までは、せめてシングルトラックを楽しみたい。
そしてまた明日も走れる事を願い、皆、我が家に帰るのですよ。多分。
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