新世界から。
最近の休日はと言えば、もっぱ展示会。
勿論先週も今週も、そして来週も・・・遥か道程は続きます。
07モデル、おいしゅう御座いました。
シングルスピード、おいしゅう御座いました。
カーボン、おいしゅう御座いました。
無我はもう走れません。つか日中マシーンで走れません。
自転車も好きやけんど、自転車乗るのが好きなわけだ。
見てても腹は膨れんし、心もカラっカラよ。
心に水を与えるべく、展示会場からブンっ、ととんぼ返り。
そのまま愛車に跨り、まだ僅かに残る西日を受け止めるべく、
裏の山の高みを目指し踏み踏む踏めば。
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遠き山に日は落ちて。
星は空を散りばめぬ。
水を湛えたいつもの瓶に、写るは空の残り日のみ。
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等と鼻歌雑じりに峠を上り、まだ行けると過信しダートに進入。
足元照らすは空に残った日の光り、を杉林の笊を濾して残った光りの滓。
見えん。何も見えん。
もっと夜になれば、それはそれで月明かりで少し見えたりもするのだが、
この沈み行く光りの滓が目を惑わし、視覚では何も察知出来ん。
歩く様なペースで、見えぬ闇を見ようと目を開くものの、
開いた所で何も見えん。瞳孔開けば見えるがそれは無理。
なれど日々走りなれた道よ、何と無く分かるか。
と、慢心し進むも、思わぬ倒木に直球で突っ込み、グルン。
そうか、倒木が増えるのに気付かぬ程振りだったか・・・。
そうこうしている内に日は夜に代わり、
視界には何かの影、耳には何かの鳥の鳴き声、感には何かの存在感・・・。
そう言えば、先月此処らで熊出たって言ってたな。
熊か・・・。
「熊に襲われる心配より、交通事故に遭う心配。」
そんな事を嘯く自分ですが、今の状況ではチョット不安さ。
闇は無限の不安増幅装置。
いつしか自転車を降り、押しながらダートを下る。
蹴躓き、土手を滑り、届かぬ空だけが光る下、不安を振り切るべく歌う。
「遠~き~、山~に~、日~は落~ちて~♪」
なんでこんな地味な歌しか出てこんか・・・。
乗り降りを繰り返し、足元不安定な侭、なんとか麓に届き、
そして無事帰宅。
自転車乗りに行ったはずなんやが・・・何か違うな。
しかしながら、心はスコンと軽くなった。
何かは分からんが足らんモンを補給出来たのだろう。
今日のわざを成し終えて。
心軽く休らえば。
風は涼しこの夕べ。
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い~ざや~、楽~しき~、ま~どい~せ~ん~♪