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2007年01月30日

需要供給スラッジ。

いつからだったか、もうさっぱり記憶に無いが、
我が家の前の街灯は「ジー・・・ッチョン、ジー・・・ッチョン」と、
下行く人に対し、一方的に断末魔のモールス信号を送っていた。
 
 
が、ある晩帰宅すると、生まれ変わったその電灯は、
変質者がよく似合う暗闇を煌々と照らしている。
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交換されるまでは、放ったらかしにされている電灯への哀れみと、
またこの地域の生活を蔑ろにされている感じをうけ、
電灯の交換される事を望んでいたのが、
いざ交換された、今の思いは。
ただただ眩しい。
 
光を受け、目に像を残す照明範囲のモノに休みは無くなり、
「さぁさ、ささ!」と、何処に何が在るかを主張してくる。 
 
 
 
人の目に対し、日中の光量は刺激が強過ぎ、
月の明り位が丁度良くなるよう創られているらしい、
なんて事を何かの本で読んだが、多分そうなんだろう。
 
人気も無く、車も通らず、街の光も届かないこの住まいで、
晴れた日の晩に自然と見える、頭上の星空は、
自分の生活を潤す為に復活した光との折衝を余儀なくされ、
審判としての自分は、再びジー・・・ッチョンになる日を、
早速心待ちにしてしまう。
 
  
 
電気がまた点けば良いと思っていたのに。
残酷なもんだ。

2007年01月28日

ほわいと、はじめました。

情報が最大の武器となるこの時代。
 
しかし、その「武器」の量たるや凄まじいモンやね、実際。
知っている、分かっているつもりでも、現実はお釈迦さんの手の上。
情報は無限なんやから。
 
「汁を汁とし白笊を白笊とす、是汁也」なんて惚けも通じない状況。
 
 
 
そんな世知辛い今日、情報を付帯し届いた、
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ホワイトインダストリーズ。 
 
「鏡面」という言葉にこれ程執着するメーカーも珍しい。パラノイアなのか?
そんな疑問も湧き上がる程の、指紋が気になる凄まじい鏡面っぷり。
  
アメリカの比較的小規模部品メーカーながら、名前はなかり売れている。
しかししかし、お目にかかる機会は何故か中々無かったりもする。
どやさ。
 
 
 
ここ数年は某卸売業者さんが代理店契約、
というか販売契約を結んではいたモノの、
実際にホワイトの「コレが欲しい」と言っても、
大人の事情なのか財布の事情なのか、はたまた何の事情かは知らぬが、
「無~理~」なんて歯応えの無い回答が引き出される状況であった。
 
つまり値段が付かなかった。欲しければ己で米国から手に入れろ、と。 
それが本道なのかも知れんが、それでも何でも物理的距離を越えるには、
其れ相応の問題も有ったりして、おいそれと手を出す事が出来なんだり。
 
 
  
まぁそれがこの度、太郎君のお父さんの努力により、
有り難い事に、比較的気軽に入手出来る事になりまして、
暫くの時間を越えて、晴れて我が手にスポンと届いたんですな。
 
そして手にする現物。しげしげと眺める。
そうか、ここはコウ作ってあるのか。
ここは・・・どうなっているんだ?等と止め処無く。
 
情報という濃縮果汁還元では無く、絞りたての果汁を脳に注ぐ。
 
「こんなに磨いても、組んで乗ったら曇るから意味無いっすわな。」
なんて当たり前過ぎる判断は、置かれた現物の前ではとても出て来んな。
いや、正しくはその判断をする権利が自分にあるか判断し兼ねる。
だって自分はこの製品を造る事が出来ないんだから。
 
料理出来ない人間が「この料理不味い」なんて言うのは、
基本的にナンセンス甚だしい。それと同じかも。 
 
 
 
こんな「たかが遊びの部品」を鼻息荒げつつ拝むのはあまりにアホ臭く、
まるでシャラポワとの結婚を夢見る様な現実乖離感が有れど、
それでもなんでも、目の前に在ってくれる事が、
零か壱かの、非常に大きな差で有る事は確実なんですわな。
 
こんな、
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ピリっと削り出されたクランク&スプロケットが¥25,000程度で手に入る。
それが高いか安いかは人の価値観であるのだが、
そんな数字的実感が有るからこそ、情報は現実味を持つんでないかい?
 
 
 
その事実は、過保護にするのは不自然と知りながらも、
一定の尊敬を感じずには居られない、
そんな曖昧模糊とした経験をくれるんですよ。
ワッショイ。
 

2007年01月26日

物欲。

何でも欲しい、というのは欲とは言えず、
自分が欲しいモノはどないしてでも欲しい、コレこそが欲ですね。 
コーラのキャッチフレーズでもあった「No reason」理由じゃネェよ、と。

いや、正しくは理由も有るんですよ、当然。無い訳ないしな。
しかし、例えばその是非を議論し、論破されたとしても、
「要るモノは要るのーーーっ!」的な、まぁ言うなれば「我侭を通したい」、
コレこそが「欲しい」の正体でしょう。
 
 
 
で、そんな物欲。
自転車好きな人にはたまに居ますね、家が自転車みたくなってる人。
これもね、諭されると如何し様もない。
「アンタね、体一つで何でそんな何台も自転車要るの?」ってさ。
 
説明しろと言えば出来るが、それはもう説明している内に、
説明している自分が何だか茶番を感じる程にアホ臭い説明になり、
結果「うっさいわボケ!俺が要る言うたら要るんじゃ!」と開き直るしかない。 
物欲バンザイ!なんて嘯いてると、
天界から仏様がえらい目で睨んどるぞ。
 
 
 
まぁそんな物欲、未だ衰えずな今日。
もう自転車はいいよ、と思っている日も年に数日ある、
そんな自分をグググっと魅了したのが、
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アンオーソライズド 33rpm。通称 UA三十三回転。
3rdモデルに当たるコイツですが、
フと気付けば、初期型モデルから目的というか方向がかなり変更され、
元々の「楽しいプレイバイク」的ジオメトリから、今回の3rdモデルでは、
「山で楽しい振り回し系バイク」に変わってしまっているんですよね。 
 
昨秋の発表時から寸法表を眺めながら興味津々ながら、
家に詰めているMTB達を見るに、「う~ん」と思っていたのですが・・・、
何かね、そう物欲よ物欲!ノーリーズン。
  
 
 
で、早速マシーンを一台バラして三十三回転組みました。即日乗りました。
結果は?
イェス、最高。
誉め過ぎるのも如何かと思うが、それでもオモロぞ。
 
踵でバランス取る様な、乗ってる感の塊。
安くて楽しいの非常に良い見本。
無理めなドロップも、ノリで飛んでしまえる気安さが堪らん。 
何かね、久し振りに、純粋にMTBって面白いな、という感触が身体に沁みました。
 
勿論、それまでもMTBがオモロイ!と言うのは自分の中で常に有ったのですが、
それでも何でも・・・傷口にオキシドールをかける様に沁みたんですわ。 
  
MTBはフルサスであるのが正常進化である、という持論は崩す積もりは無い。
が、シングルリジットは最高。そして、こんな山バイクもやはり最高。
そんな平等主義が、ここでも頭を擡げてきましてもう困っちん・・・。 
アラブの一夫多妻制の旦那は凄いな、器量が相当デカイんだろう、きっと。
 
 
 
まぁそんな風に、物欲の理由というのは総じて後付でありまして、
自分の中だけで処理するなら「欲しい」その一言で片付くんですよ、きっと。
 
他の例で言うと。
テレビを捨てた生活を送る自分ですが、
どうしても好きなタレントさんが居ます。
ずばり上島竜平、竜ちゃんですね。
 
彼は笑いのアイコンです。笑いの神経を直接刺激します。
そんな竜ちゃんの新作DVDが発売されると言う事で、
予約していました、その発売日が今日26日。 
で、届きました。
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「その時・・・上島が動いた」
 
ハハハハハハハハハ!失笑と爆笑のミクスチャー。
ジャケみて笑える、タイトルで笑える、出演者見て笑える、
勿論中見て笑える。
 
こんなん、竜ちゃん嫌いな人に説明出来るか?出来んよ。
 
 
 
そう、物欲とは至って私的な事象で有りまして、
所詮自己内で完結せざるを得んモノなのでしょうな。
 
まぁそれ故に・・・竜ちゃん好きな人は、
是非このDVD買って見る事をお勧めします。
最高傑作。

2007年01月21日

ラジニカーント。

最近、悟りを啓いた坊主の様に、
はたまた大衆の不平に応えたマリー・アントワネットの様に、
深刻な悩みに対するあまりに単純な答が見つかった。
 
Q,山を走りたいのですが、上りが楽しくない日も有ります。
A,「坂がキツけりゃ押せば良いじゃない。」
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そう、このあまりに直球な答。
当然といえば当然ながら、いつしか人はこの答を忘れ、
登る事のゲーム性に夢中になり、
いつしか第一発想は砂の中に沈んで行ったりもする。
 
その結果、どないしても漕いでて「気持ち良くない」フルサスに、
変な憎悪を燃やすと同時に、その高性能への尊敬も燃え上がり、
字のまんま、愛憎劇の様相を呈してきたりもする。  
 
良くないね、全く良くない、そう言う事は。
だからね、押す事を積極的に受け入れる月間を始めました。
もうアプローチなんか最初から最後まで、押し相撲の電車道。
犬の散歩しているが如く、トコトコ歩くぞ。
 
 
 
そんな風に歩いていると、普段は通り過ぎる途中途中で、 
フと、路肩に積まれた凍結防止剤に目を奪われたり。 
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食品添加物ではありますが。
味見をしてはイカン、と。
   
改めて「フ~ン」と思い、そしてまたトコトコと峠を登って行く。
通常15分程度で上りきる道程を、
倍以上掛けて歩いていると・・・腹が減ってくる。 
 
先程見た塩化カルシウムが脳裏に過ぎり、
何故か白米に塩を掛けたイメージが浮かび始め、
唾液腺はパブロフの犬よろしく、チューっと大解放。
  
 
 
そして上りきり、NHKのプラネットアースで見た雪豹気分でダートを下り、
イェイイェイな状況で家に帰り着くと、腹は加速度的に内容物を欲し、
餅肌ならぬ餅腹となった腹部を引き締めるべく、
ダイエットでも始めようとする心を打ち砕く様に、 
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米は魅了する。
 
 
 
だから腹は更に丸みを帯びる。
と、動きたくなり、坂を登りたくなる。
そしてバカ踏みしてチェーンが切れて、自転車押して、やけ食いする。
輪廻、輪廻。 

2007年01月20日

実際の所は実在する事を感じなければどないもならんという話。

自転車雑誌と言えば、サイスポ、バイクラの二誌が、
漫画で言う所のジャンプとマガジン的な感じですね。
だとすれば、ファンライドはチャンピオンって所か?
 
 
 
そんな真打集団から少し外れた「MTBマガジン」。
写真が綺麗で、見ていて楽しい。まぁMTBが好きな人間に限るのだろうが。
漫画に例えると・・・コミックCUE?IKKI?違う違う、モーニング位かな? 
 
まぁそんな事は如何でも良いとして、そのMTBマガジン、
先月発売の39号については、やたらに読んでいるという人が多かった。
  
そないに皆様を惹きつけたのは、目立つ黄色の表紙に書かれた、
「実際のハナシ 29インチってどうなの?」
この一文、其れだったのでしょう。
 
 
 
勿論自分も買いました。そして拝読しました。
良い記事だ、おぉ!と思う情報も有って。
 
しかし!しかしだな!
「実際のハナシ」と銘打っているにも拘らず、
内容は、あまり実際のハナシ!では無く、
普通のインプレ記事に落ち着いているじゃないか。
 
ん~・・・もう少し・・・煽るからにはもう少し、
突っ込んだ所が欲しかった・・・。
勝手に期待したのが悪いのかもしらんがな。
 
 
 
基本的に、撮影された車両のサドル下げ過ぎ。
ブッサイクに見えて、気分が殺がれるな。 
裏返すと「この位のサドル高でないと乗れないの?」
という不安を湧き上がらせるかもしれないではないか。 
 
29erで皆が知りたい事は「29er事態が是か?非か?」では無くして、
「結局自分が乗るなら有りなの?無しなの?」という事で有ると思いますので、
そういう意味に置いては、今回の記事は「ガンバリマショウ」。 
 
 
 
文句言うだけなら蟹でも出来る。
と言う事で、半年前から建造が進んでいたにも拘らず、
予算不足で頓挫していた29erの試乗車、此処が踏ん張り所とばかり、
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完成させたど。どんなもんじゃ~い!(王者)
 
 
 
ドスナイナーはいかにも!な29erでは無く、
乗った感じは26インチと比べても違和感が非常に少ない。
そしてスカンジウムのソフトテールフレームは無闇に軽い。 
  
さぁ、コレを山に持ち込んだ時、気分の高揚有るや無しや。
取り敢えず次の休みにドコゾの山で、大車輪をコロコロ転がして来ます。
 
そして勿論、29erの是非を考える人には、
是非に是非に乗って頂きたい。
折角組んだんやから、出来れば店の周りだけで無く、
山を街を、時間を掛けて走り、キッチリ判断して欲しい。
 
まぁ、それなりの価格の自転車を、全く面識の無い人に、
丸一日貸せるか?と言うとそこも難しいし、もしクラッシュしたら?という事など、
色々考えなアカン事も有るので、そこらもキッチリして、
気持ちよく体験して貰える様、何か考えますわな。 
 
 
 
 
MTBマガジン編集者様、文句言ってスンマセン。
しかし、自分で買う唯一の自転車雑誌な訳だから、
期待するしか無いのよ、そこん所ヨロシクね!Noz。

春を前に、京都燃ゆ。

皆さん、気付いて頂けてますでしょうか?
銀輪のHPが日々微妙に、ホントに微妙に変化していっているのを。
完全に間違い探し状態ですが、改良を重ねていってるんだぜ。
 
  
 
HPの更新に時間を喰われているからと言って、
日記を書かない理由にはなりませんがね。
まぁ、書くほど大した事が無いんよ。
   
しかし、その「大した事」を起こす準備、
種蒔きは地下でひっそりと進行している・・・。
 
 
 
この西高東低冬型の気圧配置に包まれ、
足の先の血管が収縮しジョンワッジョンワッとする今日この頃。 
自転車乗ってますかいな? 
 
乗ってるって人。  そうですか。 
乗って無い人。   そらそうだわな。 
たまに乗る人。   そんなモンでしょう。 
  
 
 
そんな其々の自転車との距離、コレは誰に肯定される必要も無いが、
否定される事も全く無い。当たり前だわな。
  
しかしそれが当たり前で無くなる事も屡有るのもまた事実。
理由は色々有れど、不純物が混じるからだな、きっと。 
そしてその不純物の所為で、人はダークサイドに落ちて行き、
エピソードなんちゃらとか如何とかなるんだよ、きっと。
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そんな不純物の入っていない、天然果汁100%の遊びを、
京都の皆様にお届けするべく、計画は着々と進行している。
 
何の話か見えないか?
まだ霧の向うだね、何もかもハッキリしないやな。
 
それを見たいと思う人、気になる人は。
来る3月10日(土)・11日(日)の両日という日を。
そして「チエ祭」というイベントと、同時開催の「KBS」というイベント名を。
覚えておいておくれ。
そして、自分で知ろうという意思の元、情報を掴んでおくれ。
  
完全セルフサービスで、参加者其々の力を用い、
身の内外のボーダーも、カテゴリーという言葉も消し去り、
我等の好きな自転車と過ごす時間、と言う物を具現化する二日。 
ママチャリでも、ロードでも、実用車でも、リカンベントでも、
車輪を回し何処かへ行く事の喜びを共有出来る二日にすべく、
自転車屋 銀輪としてでは無く、ただの変な名前の兄ちゃんとして、
数名の同胞と、アリンコの様に地下で準備中。
  
  
 
今、言える事は、
とにかくこの両日は、朝から晩まで京都市内に居る予定で居て頂戴。
京都府外の人は自転車持って観光においで。 
 
また何か決まり次第、告知して行きます。
自己責任で楽しむ、とてもとてもオモロいイベント、乞う御期待!
(京都Loco2007はもちっと先な)

2007年01月13日

モデルチェンジ。

年末のクソ忙しい中、マイ洗濯機がアウト宣言。 
回るけれども水が出ず。
水流を御する部品がイマイチらしいので、バラしてみるも、復調せず。
 
電気屋に行き、原因である小さな樹脂製アクチュエータを求めに行くも、
残念ながら入手出来ないらいしい。 
そらまぁそんなモンですわな。 
 
 
 
今を遡る事、数年前。 
電気屋での「一番安い全自動洗濯機おくれ」という、
あまりにも直球な願いに、素直に応えてくれたのは、
亜細亜の星、ダカス(大宇)製洗濯機。 
もう何年使ってんだろ?よくわからんけどよく働きました。 
 
多少壊れたからって何だい!
水なんかホースで入れてやれば良いんだ。
洗濯している間は、「水をくれ~」という唸り声に注意しながら、
チョイチョイ水入れてやれば良いだけさ。
たまに忘れてて水が溢れたりもするが、
洗濯板で洗う事を思えば至極便利。 
 
 
 
面倒ながら、いや面倒だからこそ、
自分の中に占める洗濯機の割合は増して行き、
ウフフアハハと過ごしていた日々。
 
が、蜜月は突如として終わりを告げる。
それは、或る友人が洗濯機を買い換えるらしい、
という情報が耳を掠めた瞬間から始まった。
 
え?何で何で?と聞くに、
彼と彼女はこの度結婚する事になり、メデタクもお子の予定も有る。
なんで、今後増えるであろう事が予想される洗濯物に、
昼夜問わず対処すべく、静粛性に優れたモノに買い換える、と。
 
 
 
ゴージャスやん、なら旧いのおくれ、という事で、
我が家にやって来た、
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やらしい愛妻号。
 
 
 
で、試運転して驚き。その静粛性によ。
 
思わず電話を取り、前ユーザーに電話。
スゲよ、驚くべき静かさよ!と興奮しながら話す自分に、
「え?そんな静かか?うるさいやろ、アレ。」と、応える。
 
何?今の洗濯機基準では、コレでうるさいの?
なら新しく買った、その斜めドラムは、どれほど静かなの?
想像もつかんわ。
 
 
 
こうして、愛妻号が来てしまうと、あれ程仲が良かった大宇号が・・・、
何だか・・・色褪せちまった。 
  
  
 
製品技術の進化とは恐ろしいモノです。
そりゃこんなモノを直視したのでは物欲も沸騰する事でしょう。
洗濯機に興味の無い自分が受けたこの衝撃は、
自転車に興味の無い人が、
良い自転車に触れた時の其れと似ているのかも。 
 
欲望という、この世の恐ろしさを知った自分は、
「目の焦点を合わさぬ様にしなければ」と、思うと同時に、
愛妻号の活躍に眦を下げ、
また分かれる大宇の無駄さに、その眦を濡らすのでありました。 

2007年01月12日

午前の柔らか煮。

寒さ緩んだ1月の、午前の河原の良さったら。
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真っ直ぐ流れて行く川の先の、
目の前に遮蔽物の無く遠くまで見渡せるこの感じが、
閉塞的な気分を無かった事にしてくれるみたいだわ。 
 
 
 
この影響は広く在る様で、朝の河原には幸せが満ちている。 
 
インコを小さなカゴに入れ、それをさらにニット帽で包んだモノを、
小脇に抱え早足で散歩する老人。
 
スズメにしか喰えん程度の雑穀を撒き、スズメのみを可愛がろうとするオッサン。
 
嬌声を上げながら、ランダムに動き回る保育園児の群れ。
 
その群れから離れ、河原に独り座り、遠くの山を指差す園児。
 
注ぐ日光を受けながらウツラウツラする鳥。 
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幸せそうなモノが集まっている中に居ると言うのは、
風呂に浸かっている様な心地よさで有り、
其々の幸せさを早回しで見る様に自転車で駈けて行く。
  
空気抵抗を感じる代わりに、
温い薄靄の様な粒子が体の表面に纏わり付くのを感じ、 
見えぬその粒子はまるで正月に喰った餅の粉の様で、
櫓が立った餅を思い出し、つい幸せになるんですわ。
 
 
 
こういう瞬間を通り過ぎる時、「速くない」マイマシンの、
角の丸さが愛しくなるわい。

2007年01月07日

ルーディームード十九年。

寝ていた時間は、短い様で永い様な。
 
云々呆けという表現も使えなくなって来たぞろ目の日、1月11日。
そろそろ起きる事にしましょう。
 
 
 
夢の中では、京都生まれの京都育ちという帰る故郷の無さを無視し、
帰省ラッシュに呑まれるべく白浜温泉に行き、
思いの外、人が多く集まっている事に驚き、
ついでに、人間に捕獲された挙句異国に売られた間抜けな奴隷に会い、
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その奴隷の気持ちとシンクロすべく、
ビール片手の赤ら顔で奴隷帽を被っていた。
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あとは、何もしない時間を過ごす引き篭もり的贅沢を望み、
家の中で、チビチビ口を潤しながら、
文庫本をノンビリノンビリ読んでいた。
それだけ。
  
  
 
一度は目覚めようともした。 
1月4日、銀輪休みの最終日。
アルコールでシワシワになった身体に喝を入れようと、
飽食の時代を表現した腹をゆすりゆすり、
薄曇の下、走りに行ったのだが・・・。
 
走れど走れどエンジンが掛からん。 
ダラケきった細胞は、最早活動する事を忘れ、運動刺激に対し、
「あれ?先輩、まだ何かやってんスか?」そんな感じで呼応する。
 
細胞との交渉、そして決裂。つまり何度目かの休憩。
息切れ、仰向けになり見上げた木々の切れ間の空に、 
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トンビが二匹、ぐーるぐーると追いかけ合いながら飛んでいる。
アレが何処かに行けば、起き上がりまた復活だ!と、
決めたにも拘らず・・・ズッと飛んでいる。
視界から消えずにズッと同じ辺りを。 
 
 
ここでピーンと来ましたね。まだ起きる時期では無いと。
もうそっからは何だか駄目駄目な気分で麓に帰り、
ビールを箱から出し、天然冷蔵庫の温度のまま美味しく頂いて、
フと目を覚ませば今に至るわけです。 
 
 
 
そんな非建設的な時間も、その余韻ももう終わりだ。
さぁさ、やってくぞ!何からやろうか、それでもやってくぞ!
まずは、弾き返されたあの道を荒らす程に踏み切るんじゃい。
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まぁそんなこんなで遅くなりましたが、
今年も銀輪をよろしくお願いします。