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2007年08月29日

忘れな~いで~♪

月食を見れるはずだった昨晩も、
京都から眺める月は雲に覆われ、計画倒れ。
地球を包む大気とのタイミングは組み合わさらず、
月は何処じゃ?と首の体操。
 
諦めていた所、突如日本一の訪問販売員の方が御来店。
健康に良いと言われるMTBフレームの魅力を確認して
財布の中に思い巡らし、来月の事を考えたり。
 
店を閉め、外に出れば、 
IMGP0882.jpg
ほ、スッキリ満月。  
タイミング悪いな。
 
計画立てても意味無いやん。
まぁ自然の都合ってなぁ分からんモンさな。 
 
 
 
ウンウン頷きながら、家に帰り、風呂に入り、布団に入り、
夢の世界に入ってしばらく、外は突如の大雨。
エライ音で目が覚めてまう程の。 
 
で、朝起きると・・・また晴れとるやないか。
どないやねん、と鴨川縁を下流へ下流へ店に向かっていると、
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道の真ん中に真っ赤なZARI。
いやいや、アンタは道や無くて、そこの川の中に居らなイカンですよ、
と助言をしようと近寄ると、カッ!とハサミを開いて威嚇。 
 
後に回り込むと、ZARIもつられてUターンしてカッ!
オマエはええなぁ・・・分かりやすくて。
 
 

兎角計画通りには行かんのが世の常か。
  
銀輪も、夏休み前はバタバタしていたものの、
夏休みに入ると、当然の様に皆様どっかバカンスに行ってしまわれまして、
京都に取り残された銀輪は非常に暇でした。
 
なので、する事と言えば内職。
ではなくて、店に置く自転車計画立案&実行。
その効果はタイムラグを置いて効果を表し、
ポツポツ完成に近づくも、どれもアレが足りん、コレが足りんという状態。 
  
そんな小雨の様なポツポツも、増えれば豪雨の様になり、
気持ち悪い位忙しくなる気配が・・・。
自分で仕掛けて、自分で呑まれる、そんな阿呆な体たらく。 

現在完成に近付いた、
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1x1とホワンソロ。
 
彼方、マスタッシュに夜光シマシマバーテがハンバーグラー的な1x1。
テーマは金を掛けずにピシッと。
クランクだけ光る所がイカス。 
 
此方、前後の足をカーボンに支えられたスカンジウム戦闘シングル。
テーマは軽さで凌ぐ本気ダート。
ブレーキは敢えてディスクでは無く、ポリッシュが眩しいDXR。
実用性も見た目も捨てずに、予算もそこそこで、目指せ9kg!  
 
 
 
と、こういった仮想お客様を想定した、
シャドウボクシングならぬ、シャドウ接客プランニング。
言い換えると爺行為。
 
狭い店内に、こんな調子のが今から5台も増えてしまう予定です。
盆前に完成させた2台もある事ですので非常に狭い。
 
 
 
来月は展示会も始まり、08モデルも入ってくるかもしれないのに。
「計画性」って何処の段階で教えてくれる科目だったんでしょうか。
展示会で探してみようと思います。 

2007年08月27日

ロストワールド。

残暑厳しい中、耐えてますか。
  
耐える事に疲れた自分は、故郷を捨て、家族を捨て、
遥か北の大地を目指して行きたくも有るのですがそんな根性も無く、
比較的近場で済ませる体たらく。
 
 
  
滋賀県は東岸にある施設で、
マイナス25℃の世界を体験出来る、
という記憶が脳の底に堪っていたので、
調べてみました所、出て来たその名も「冒険の殿堂」。
   
第一次南極越冬隊の功績を記念して云々という地味な施設ゆえ、
知っていてても足を運ぶまでには至らなかった事も昨日まで。
暑さに煽られ出向いてみますと、
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出迎えてくれる犬の像。
コレは・・・懐かしのタロウとジロウではないか。  
ビョウビョウ!
 
早速殿堂入りを目指し入ろうとカウンターへ。
南極体験はされますか?との愚問に対し、 
入らいでか!と¥700を耳揃えてお支払い。 
 
 
 
ほんで冷蔵庫で出来たお化け屋敷的な南極体験ゾーン。
防寒具ジャケットを貸して頂けるのだが、コレが微妙に首周りがベタつき、
ん~、俺らぁこんなん無くても行けるんじゃねぇか、と、
子供が予防注射を避ける様な、安易な逃避から始まる南極体験。 
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入り口を潜った途端、ゾワッと冷気が威嚇してくる。 
行ける行ける、全然行ける。けど寒いね。
  
 
 
内部に入ると、薄暗い中に暖かな光を灯すテントが、 
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極地探検をイメージしたモノか。
でも、今ここに閉じ込められてこのテントで凌げって言われると・・・まぁ凍結。 
 
 
 
中にはモニターがあって、南極のイメージビデオが流されており、
ナレーションの無いその映像を薄暗い中でただ見つめる、
という無為な時を過ごす内、
体の表面に近い所から順に、熱が奪われて行く。
 
砂時計の渦を見ている様に、徐々に、しかし確実に体は熱を失い、
安全とは分かりながらも、状況の先に見え隠れする可能性に、
意外なまでに恐怖感を感じる。危険やで、と。 
 
そんな時間も飽きて来た頃、
「大変です、ブリザードです」というアナウンスの後、
冷たい以上に冷たい暴風が吹き始める!
痛い痛い痛い!寒くない!痛い!
 
取り合えずお約束かと思い、ツレのコートを脱がしにかかるも、
敵も然る者、脱がされそうになるので、一時休戦。
IMGP0859.jpg
短パンなので足首だけがやたら痛いという、
冬の小学生の様な感想を土産に、
内部に在る昭和基地(のハリボテ)に避難。
  
建物の内部でさえも水は凍る様な温度で有りますが、
それでも随分「あっ、あぁ~・・」と、生き返る気分になるのが恐ろしいね。
 
 
 
京都から自転車で行っても良い距離だと思いますし、
新田次郎小説を持って、内部で読めば迫力満点間違い無し、
 
そんな冒険の殿堂。
一度行けばもう病みつき。でもなく、やっぱり普通の生活が良いです。
IMGP0875.JPG
生ぬるい夜に、早足のネコを捕まえたり逃げたりしている方がね。 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どうでも良いんですけど、明日28日は月食が見れるらしいですので、
夕方6時頃には家に帰りましょう。

2007年08月23日

本日ビックカメラオープン。

銀輪に程近い京都駅横にビックカメラオープン。
 
今後、京都タワー横の旧 近鉄ビルに出来るというヨドバシカメラと、
京都駅前電気屋抗争を繰り広げる事は確実で、
その先手を打つ為の何か飛び道具でも有ったのか、
見渡す限りの凄まじい行列。
IMGP0847.jpg
 
朝だってのに。
横を通り過ぎる時、並ぶ人の運動熱を元に巻き起こった風が、
人の脂の匂いを運んで来るんだもん。
 
 
 
先にどんな幸福が待っていようが、 
こんな行動、拷問やないか。
並んでいる顔は前も後も曇り放題、
期待に満ちた顔なぞ何処にある。
 
コレが幸せだってなら、こんなに幸せな事は無いのかもしれんけど。

2007年08月21日

≒チェーンライン。

店を開けていると、よく飛び交う質問に、
「シングルって何が良いのん?」というのが御座います。
  
で、まぁ何が良いか説明しようとするも、
そこで口をつく言葉は、自分の彼女が如何に魅力的か?
そんな事を語るのと同じ様な、非常に主観的な話しか出来んのです、
大体にして。
07.08.15 038.jpg
  
 
 
そんなシングルスピード。
平坦な京都市内を縦にぶった斬る毎日の道すがら、
ギア比が一定故に、足のクランク運動はミニマルと化し、 
高頻度で身体に伝わる刺激は、
やがて平均化され、次第に無となる。 
  
そういった瞬間というのは、重力の呪力から開放された瞬間であり、
宇宙飛行士にそういう体験がよくあると言うのと同じで、
脳裏にはいつも気付かない真理が垣間見えたりもするんやね、コレが。
07.08.15 051.jpg
 
 
 
で、今日の天啓。
体験以外で伝えるシングルとマルチの違い。
 
シングルというのは、ギア比が一つしか選べないが故にシングルであるので、
日常走っていると、時に軽過ぎ、時に重過ぎ、そしてホンの一瞬掛かる。
つまり、理想の走りという事に対し、ほぼ常に平行では無く、
俯瞰の位置を取る事になりがちである、と。
 
それに対し、マルチというのは多々在るギア比から、
常に最良のギア比を選べるが故のマルチで有りますから、
今、自分の求めるバランスが何処に有るか?
常時追い求める事が出来る。と同時に追い求める必要性が生じる。
07.08.15 044.jpg
つまり、マルチというのはユニゾンである。
自分という音程と、同じ響きに自転車を合わせる事で、
自転車との一体化、自在感を追い求める事が出来る。
が、ユニゾンは何処まで行ってもユニゾンであるので、
究極の一点を目指しマクロの世界へ飛び込んで行く。
 
 
 
反面、シングルというのはハーモニーである。 
常に上か、乃至は下からの俯瞰故、
その動きの公倍数・公約数を把握し、それに何を合わせるかを選択出来る。
それは時に同じ音程のオクターブ違いであり、
時に度数をズラしたり、ドミナントを狙ったり、
変な所突いて不協和音を狙う事さえ自由に把握出来る。
 
簡単に言うと、不自由故の自在感と、
世界の外的広がりがそこに在るんだわコレが。 
07.08.15 042.jpg
ビッグバーン。
  
 
 
勿論、マルチでも自由にコントロールする事は出来るんやけんど、
フレットレスな三味線やベースを弾く様に、
またスチールギターを鳴らす様に、
操りこなす事は余りに困難で、楽しむ境地まで達するのに、
とてもとても労力と時間と代償が必要になる。
 
そんな所でも、シングルであれば自分の足場が固まっているので、
対象物である自転車と自分がどんな距離か、
把握する事は決して難しい事では無い。
 
 
 
こんなモン。
反対違いうん?と思う人も居るでしょうが、
自分にとってはこんな感じがシングルの魅力。
 
シングルは求道者の乗り物!的なイメージも有るかとは思いますが、
いやいやなんのなんの、
反対に楽しみへの最短ルートってのがその実像なのですよ、
少なくとも自分にとっては。
07.08.15 050.jpg
 
 
  
ここまで読んで頂いて「何言葉捏ね繰り回しとるんでSky!」という方、申し訳無い。
では最後に、店でよく言う例えを一つ。
 
普通、自転車は味わいを求める。
濃い味、深みの有る味、斬新な味。
でもシングルは舌触りを求める。
  
ね?比べるモンじゃ無いんよ。
宗教と一緒。信心ない奴には関係無いって事さな。

2007年08月20日

豚毛の歯ブラシ的日用品。

シングルのMTBに乗って居られる方の共通の悩みと言えば。
そうですね、上り坂・・・って違う!
そんなモンが問題なら、なんでシングル乗るかい!
 
 
 
BBベアリングとフリーとチェーン。
正解。
 
そう、シングルは力の逃げ場が無い為、無闇にBBに力が掛かるんで、
乗れば乗るほど結構なペースでBBがイカれる。
勿論、メーカーや製品によって良し悪しがあり、
驚くほど早く痛むモノもあれば、どうなってんの?的長持ちをするモノも。
  
 
 
そして、BBよりも辛いのがフリー。
BBは多少痛んでも、まぁ良っか、っていなす事も出来るが、
フリーの痛んだ時のラチェットの飛ぶ感じは、とてもとても嫌なモノで、
またそれと同時に出て来る音、大した音では無いモノの、
その定期的になる音が、
「飛びまっせ、滑りまっせ、そしてアナタはカックンなりまっせ」と、
脅迫してくる様で・・・もうかなん事この上無し。
 
フリーも良し悪し有り、某社製品など怒りを覚える品質だったり、
またある某社製品はやっぱコレだね、
と思わせるモノの当たり外れは避けられないし。
 
当たりを引いて、嬉しさに塗れ過ごした日々も、
やがて別れの時が来、それを放る時の悲しさと罪悪感は、
乾電池を市役所に捨てに行く時のそれと似ている。
 
 
 
そんな思いはもう嫌だ!とばかり、
通常の使っているフリー11個分の国家的予算を投入し、
現在稼働中のホワイトインダストリー ENOフリー!絶好調。 
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コイツをつけると何が良いって、
ニュイィィィーーンッ!って、その精密な音。 
   
トルクロスが少ないのは勿論、滑りも今の所無い。 
 
  
 
そして何より、 
07.08.15 041.jpg
バラしてOHが出来るって所。
 
非分解の普通のフリーでは、大丈夫かいなぁと心配な時も、
次買うという選択しかなく、それ故安価になり、
また精度にバラつきが出てしまうのも致し方無し。
 
そこんとこ、コレならたまにチェックしてやりながら、
グリスをひき直して、ガタを取って、
ラチェットのスプリング割れたら変えて、歯が減れば変えて、
と、ブラックボックスな気持ち悪さを解消出来るんですな。
 
 
 
価格はシングルで¥9,800。
使えば納得のこの価格も・・・家人から槍玉に挙げられる系です。
 
通常のフリーを7回換える事を思えば得!なので、
相当頑張ってメンテしながら使わなければなりません。
 
それが二枚歯のディングルならば・・・11回分頑張ります。
 
 
  
でもそれ以上の価値は確実にある所にはありますので、
シングルにドップリの人は、道端でお金を拾ったら、
スッとポケットにしまい、お店に行くべきだとも思います。

2007年08月18日

祭マルチ。

あ。
 
っと言う間に大文字焼き終了。
例年通り、山に火で字を・絵を書くという、
「始めにやった奴は何考えてたのか?」的な、
京都の代表的風物詩を一目見ようと、観光客で大賑わい。
 
 
 
しかしだね!そんな大文字焼きも祇園祭も、また他でもそうですが、
祭事なんてのは、本来地元の人だけのモノであり、
だからこそ燃え上がるグルーヴがある!
はずだと思うのだけれどどんなモンだろうね?
 
そしてそれを、ソッと横から見るのが観光。
主人公には成れん、その寂しさと祭の派手さのスピードボールが魅力。
 

 
 
もっとソッとみる外様が恥らう様な祭が見たい!
そんなアナタも多々居られる事でしょう。
ならば「松上げ」は如何でしょう?
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
過日、早くもヒグラシが鳴き始めた夕刻。 
京都市内から鞍馬峠を越え、冬は雪に埋もれる花背の集落も過ぎ、
北の山岳部へ車を走らせる事約半時、山の向こうの広場が見えて来る。
 
周囲は、真っ暗闇の中に時たまお盆の提燈が燈る以外、
チラ、ホラ、民家の薄明かりが見える程度で、
上を見上げると天の川さえ見えそうな満天の星空。 
 
 
 
バスも朝夕二本ずつのこの集落故、松上げを一目見ようとする人が、
皆自動車でやってくる。が、狭い山の道が渋滞する、という程でもなく。
 
有料駐車場が殆ど無い。屋台も無い。
正確には駐車場も屋台も有ったが、
ここぞとばかり呼び込みをする事も無く、
殆どの車は各々道の脇の空いている場所を探し並べるだけ。
 
唯一の街灯の下にテントが一張り。
オバハンが二人で、水で冷やしたやや冷たいビールと、
ゆで卵、バナナ、沢庵一本、それだけを売っている。
価格は祭価格では無く、通常価格。
 
つまり、祭ではあるが、小銭を呼ばんが為の祭では無く、
来た人々をもてなす、とまでは行かんまでもフォローする為のそのスタンス。
 
 
 
ビール片手に天の川はどこだ、北斗七星はどこだと、首の筋を折りたたむ。
やがて時間となったのか、松明を持った行列が道をやって来、
火の粉を地面に残しながら、広場へ歩を進めて行く。
 
山を背にした真っ暗な広場には、百本からの松明が火を灯さず準備されて居り、
その一本一本に松明から火を移し灯していく。
ドーン・・ドーン・・という長い太鼓の音がユックリ続く中、
暗い広場は増える松明の火で徐々に明るくなり、
その真ん中に、うっすら黒い影が見え始める。
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とても大きい、巨人の様なその影は、本日の主役である、
約20mもの大きな松の柱で、立てた上には木で編んだ、
これもまた大きなカゴが乗せてある。
 
 
 
全ての松明が橙色になり、山を背景に全てが見えた時、
掛け声と共に手に持った松明を、柱の上のカゴに向け投げつける。
尖った放物線を描きカゴに向かった火の玉は、
そう簡単に達する事無く、地面へ帰って来る。
IMGP0800.jpg
 
それが数回続く中、一つの火がカゴに消える。
大きな太鼓の音。歓声。
カゴの中に落ちた火は勢いを強め、大きな松明となり、
広場も、山も、観衆をも照らし始める。
IMGP0810.JPG
 
火を放り込むその様がどれ程続いた頃か。
祭は最期に近づき、様子が変わった、と思った時、
大きく聳えていた燃え盛る柱は、木を切る時の様に、
クッと傾いたと思うと、そのままドン、と倒され、
火の粉とも火柱ともつかぬモノを瞬間舞い上げた。
  
火を放っていた男達は、火をそのままに、
大きな大きな提燈を先頭に、来た道を帰って行く。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  
 
それで終わり。
この神事の意味とかね、由来とかね、正直知らんです。
文字で見た事はあるけど、自分はこの土地の人間じゃ無いからな。 
 
でもね、コレは人間対、何か大きな存在との接触、
というか交流、というか試合、というかご挨拶?、というか・・・ん~。 
そんなんを体感として見れる。
意味、由来よりもそのモノ自体。
  
そして何より、祭の為にこの土地に帰って来た人、訪れた人を、
いつもは寂しい家に精一杯蛍光灯を灯して、縁側まで広げ迎え、喜ぶ。
道の其処此処に見える、その様の嬉しげな事ったら、もう、
見てる此方は、懐かしい暖かさと寂しさのスピードボール・・・。 
 
  
 
大きな祭の持つ、観せて祭を潤わす食玩の様な本末転倒さ加減、
とはまた違う、まず事ありきなこういう祭はいつまでも有って欲しいモノです。
 
この松上げは、次の24日(金)にも、もう少し北の広河原でも行われます。
京都市内から自転車でもなんとか行ける距離ですので、
ソービッツでも装備して、夜の田舎道を走ってキャンプ、ってのも良いですね。 

2007年08月16日

渋滞。

お盆の帰省による混雑は誰が如何考えても辛いモノである。
 
が、多くの人々は盲目的に、
「仕方ない」という言葉一つで、
大渋滞と分かりながらも突入していく。
 
レミングの集団自殺ってのが実は嘘、なんて事はよく言われるが、
何の事は無い、お盆の渋滞もレミングの件の行動と変わらんではないか。 
 
 
 
そんな流れに抗えぬ世情に同調したのか何なのか。
予定よりも少し早く、
IMGP0811.jpg
Resistant入荷。狭い店内カバン渋滞。
 
次回の入荷は11月予定。 
毎回かなりの勢いで完売しますので、
内張りの色が気になる方はめくりに来てね。

2007年08月11日

暑中見舞いfromオシュ。

問題は、次から次へと流るる如く。 
 
あぁ不便、6年を共にしたPCが駄目な感じになってしまい、
打つ文字打つ文字「こんな文字打ったかぁ~?」なんて無様。
意思の疎通を出来んとは・・・それでも機械か!貴様!
 
お蔭さんで家ではPCを触れんので、
日記も放りっぱなし。
 
まぁ書く事っつっても、
家の前に蜂が巣を作り始めてね!毎日観察していますんやコレが!
・・・っても誰も興味なさげなそんな事だし。 
大体自転車屋と関係無いし。  
 
  
PCを触れない環境と言う意味では自分と同じだった、
異国に居るイクヲくんから最近レポートが来ましたので、
お盆の夜にどうぞ~。 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
約1カ月、腰を下ろしていたビシュケクを出て、久々にペダルに足を置きました。
目指すのはキルギス南部の都市、オシュです。
 
ここ、キルギスには日本の援助がたくさんはいっていて、
例えばビシュケク市内を走るトロリーは日本が寄贈したものです。
ビシュケクとオシュを結ぶ幹線道路も、日本のお金で作られたものです。
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だから、きれいなアスファルトが敷かれています。
  
 
 
そこをまっすぐ行くのではなく、どうせなら田舎道に寄道していこう
そう思って幹線道路を離れました。
だいたいどこでもそうですが、幹線道路よりも、
少し外れた道のほうがおもしろいものです。
そして予想は的中、
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いい景色です。
 
 
 
が!
路面はひどいです。
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コルゲーションといわれる、洗濯板状のがたがた道。
 
荷物を積んでいない自転車で走るのならただ不快なだけですが、
荷物を満載にした自転車は、ただ不快なだけではすまされません。
絶え間なく与え続けられる振動で、
キャリアが折れたり、ダボが割れたりするのです。
 
自転車の故障、これだけはなんとしても避けたいので、
慎重にゆっくりと前へ進みます。
だいたい時速10kmくらい。
少しずつ、少しずつ進めば良いのです。
 
 
 
ようやく小さな山あいの村に着きました。 
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そこでぼくを出迎えたのは。
犬です。
 
しっぽを振りながら駆け寄ってくるのではなく、
吠えながら、全力で駆けて襲ってくるのです。
怖すぎます。
幸いにも、スペアタイヤに噛みつかれてただけで、被害はありません。
そんなわけでぼくは犬に震え上がっているわけですが、
チベットから来たというイギリス人は
「こっちの犬はなんてことはない。かわいくほえているだけだからな。
 チベットの犬は、本気で殺そうと襲いかかってくるんだぜ」
と言っていました。
 
世の中にはもっともっとこわい 犬がいるもんです。

 
また、キルギスにはいろいろな人種がいます。
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北部には日本人と似た顔をしたキルギス人、
南部のフェルガナ盆地にはヨーロッパ系の顔をしたウズベク人や、
イラン系の顔をしたタジク人。
また、町には旧ソ連時代に移住させられたロシア人もいます。
自転車で南下していくにつれて、
同じ国なのに人種が変化していくのはおもしろかったです。
 
 
 
いま、ぼくがいるオシュという街はフェルガナ盆地の中にあります。
そしてそのフェルガナ盆地は、暑いです。
日中は40度を超えるのがあたりまえ。
そんなときは、この地方特産のメロン!
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ラグビーボールほどの大きさのものが、わずか30ソム(100円)です。
それを買って半分に切ってもらい、一人で食べます。
メロンでお腹いっぱいというのは、なかなか経験できないことでしょう。
 
 
 
ここ最近はほぼ毎日、サイクリストに出会います。
この辺りは、キルギスを南下してくる人、中国から来る人、
タジキスタンから来る人。
それらの人々がすれ違う所なのです。
 
そして先日、うれしい出会いがありました。
初めて、ぼくと同じLong Haul Truckerに乗る人と出会ったのです。
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彼女はSURLYの町、ミネアポリスから来たと言っていました。
タジキスタンの首都、ドゥシャンベに飛び、
パミールハイウェイを堪能してきたようです。
パミールの様子を聞くと、
「景色は最高、でも道はときどき最悪」
 
 
 
パミール高原、たのしみです。
でも、そこのたどり着くには4280mの峠を越えなければなりません。
越えれないことはないですが、荷物の多いぼくにはきっと、ひと仕事でしょう。
しかしいくら時間がかかろうとも、水と食糧さえあればたどり着くことは可能です。
ペダリング1枚1枚、しっかりと踏みしめていきます。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
ついに来ましたよ、パミール。神々の住む山。この世の楽園。
今から次回が楽しみですが・・・まぁ無事で居る事を先に祈らずには居れんです。
 
因みに次号のバイシクルマガジンは「旅」特集だそうで。 
盆休みが無く、不完全燃焼な人はソレでも読んで気を紛らわせましょう。

2007年08月08日

夏休み。

世間では焚き火が山火事になる時の様に、
夏休みに突入、いや突撃と言った方がいいのか。
 
反面銀輪は今月より営業日が増えた事もあり、
シーソーに跨り正面を見る様な気分であります。
 
 
 
が!隣の芝生を横目で覗くだけが人生ならば、
前の道は無くなったも同然!
視線は前!行き行きて神軍!
 
な訳で、休業日変更の第一回が、
丁度日曜日であり、世間の夏休みでもある事から、
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レンタカーのトラックにマシーンを積んで、
夜を徹し青春一直線、来ました長野は富士見パノラマ。
 
ダウンヒルのメッカとして名高いこのスキー場。
思えば遠くへ来たモンだ。
 
 
 
富士見のくせに富士どころか八ヶ岳さえ隠れているってのが、
やや難点なれど、 
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台風でどうなる事かと心配した天具合も、
上手い具合に晴れ間が覗き、ジワジワ肌を赤く変色させていく。
 
 
 
そこかしこに鎮座するスーパーなマシーンと、
そのスーパーを用いて山と闘うDH Freakを横目に、
現場で最も戦闘力の低い一団は、
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お子様もOK!なツーリングコースを下り続けたり、休んだり、迷ったり。 
 
あぁ~、長野は涼しいなぁ。
空気も綺麗だし、ツーリングコースだってのに人はあまりいないし、
ふと気付けばツーリングコースだってのに道に迷っているし、最高だね。
 
 
 
この日は東京にある「TrailStore」さんが、
「レースとかでは無く、ゆるゆるMTBと戯れる」
という目的のイベントとして企画されたモノだったのですが、
仕事明けの徹夜による疲れと、脳をふやかすビール的なノミモノと、
滅多に来る事のないゲレンデ、しかも富士見という事もあり、 
結果的にイベントに参加、とかでは無く、普通にゲレンデ遊びをしている一日。
 
でも、非常に楽しい一日を過ごせた。
関東の仲間にも会えたし、MTBを通じて新しい糸が垂れて来たし、
なにより目一杯ダートを走る事が出来たし。
IMGP0750.JPG
遠き山に日は落ちて
星は空を散りばめん
  
京都を出てから京都に着くまで、丁度24時間位。
たった一日なれど、凝縮した夏休みを過ごせた。
 
一つ満足したからこそ、もう一歩、前へ出たくもなるってモンですが、
銀輪にお盆休みは御座いません、普通にやってますです。

2007年08月02日

熱波進軍。

涼しかった昨日までを知っているが故、この暑さは辛い。
  
その暑い中、フレームの台座を削る。
何もこんな日に、とも思う。なれど今日は今日。明日は無いかもしれんのぞ。
07.08.02 002.jpg 
グラインダーからは火の粉が舞い、皮膚にポトポト落ちて、
痕が痒くなる様、蚊に似たり。 
 
 
 
台風と共にやって来た蒸し暑さは如何ともし難く、
クーラーつけてもなんか変な汗を掻いてしまったり。
 
そんな時は気分の方から涼しくすべく、
寒い世界に意識を飛ばす。
07.08.02 004.jpg
ご存知、八甲田山。
 
限界を超えた寒さの描写。
感じた事も無い寒さに脳は冷え、熱る体と打ち消しあう。
 
 
 
暑い暑いと言ってても、暫くすりゃ寒い寒いに変わるんだから、
ジッと本でも読んでやり過ごしましょう。 

2007年08月01日

復旧。

梅雨が明けた、等と今更な告知が耳に入る今日この頃。
自宅の引越しもほぼ完了。
回線もつながり、こうして日記をつけるという習慣も復活。
更には銀輪営業日を五の倍数日に変更、と変化の荒波にワタタ。
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ワタタしていたので中々落ち着いて周りを見る事が出来なんだが、
家の周りにはラーメン屋だけでなく、やたらと食い物屋が溢れ、
欲しいモノはだいたい徒歩圏内にある、と言う事が少しづつ分かり始め、
何だか浮き足立つ夏 2007
 
浮き足立たせるモノの最たるモノとしては、
やはり偉大なる某霊峰の存在が、やたらに近付いた、と言うその事。 
 
 
 
この霊峰、山頂まではケーブルカーとロープウェーという、
名前だけ見たらどっちが何か分からない二種の紐モノを使い上がることが出来、
更にはそこに自転車を乗せる事も出来てしまう。
 
ケーブルは、高低差560mを最大傾斜50°という、
自力で登る事を考えるだけで心の汗が滲む様な凄まじい角度で上って行く。
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その他の同乗者からは、何でここに自転車が乗ってやがんだ、
風情を解さぬ下衆野郎が。そんな目線を感じないでもないが、 
これも紐に揺られる赤字路線こと京福電気鉄道が見出して活路ゆえ、
黙~って乗らせていただく事もまた功徳功徳。
 
まぁ実際シーズン次第では相当邪魔だわ。 
 
 
 
そんな現世のシガラミも、上がってしまえばサラリと流れ、 
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極楽の様な散歩気分のトレッキングがそこに。 
 
 
 
非常に広く、また林道・歩道・獣道が溢れ返る山ゆえ、
あの道、この道色々有り、時に境内を押したり、時に滝行を横目にしたりと、
バリエーション豊かな道が有り、その日の気分で何処でも何処へでも。
自動で560m上がって来たって事は、560m下り放題って事でもあり、
時に、
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こんな林間のシングルトラックを労せず、味わえる。
 
そらウハハ。
そら引越しバンザイ。
でも、登る事もまた自転車なので、それを無くす事はクソみたいな事であります。
なので、コレは言うなれば一服の清涼剤。たまのお楽しみ。 
 
 
 
とは分かっていても。 
「ビールは今週コレで最後にするから。もう一本!」と同じく、
「ケーブルは今週コレで最後にするから。もう一本!」と。
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オマエ マタ ノルンカ。 
セヤカラ ハラ デルンジャ ボケ。