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オノボリズム 上。

輪行嫌。
人混みは嫌。
それでも行った、大東京。
 
バイシクルフィルムフェスティバル(BFF)、
つまり自転車映画祭を観る為に。
 
 
 
早5時半の新幹線に乗り・・・と思って居るには居たけれど、
実際には起きた時間はいつも通り。
さすが体内時計、人体の神秘よ。 
 
休みの日まで急ぐ様な人生は好ましくない。
なので、いつも通り着替えて、いつも通り京都駅に向かい、
「使い方分からなんだら如何しよう・・」と、
ドキドキしながら券売機で新幹線の切符を買い、 
「自転車は担ぐ為には出来ていない」という事実を肩に感じて、
二時間少々、あら東京。 
 
 
 
08.12.15 005.jpg
東京近いね、たかが知れとるね。
コレで手ぶらならもっと近いけんど、輪行辛いね、好きになれんね。 
しかし、今回は新たに導入した武器「ミニ」が有りまして、
嫌な輪行簡単至便、心の澱みも晴れ渡る、ピース。 
 
 
 
東京のビルは高い。
そして何処に行っても見渡しがきかないので、道がわからん。   
家で作ってきたお手製「ONOBORI MAP」は、
駅を降りて5分で何の役にも立たなくなって、困惑。
 
今日一本目の開始時間まであと20分。 
が、休みの日まで急ぐ様な人生は好ましくない。
青看板を見ても、どちらに向かえば良いのかさえ良く分からんのだから、
急ぐだけ無駄。それより眼開いて東京見ましょう。
 
オノボリマップに印された要所を探しながら、皇居を見て左~、っと。
08.12.15 010.jpg
ホゥ~、これが法務省ですか、威厳有る建物ですな。 
 
 
 
東京タワー目指す道すがら、突撃ラッパが聞こえてくる。
ロシア大使館近く、信号の向こうには国防色の大型車。
交差点にはバリケードを用意した警官隊。
国防色が・・行ったー!と見せかけてフェイント。
フェイントに引っ掛かり、警笛を鳴らしまくる警官。
それを見て手を振る幼児。
  
人の業の深さを感じさせる良い構図です。 
 
 
 
「真剣に考えにゃならんよ、領土の事は!」
「しかも漁民のオッサンも拿捕されたままだし。」
「国益を守るという事は、国民を守るという事である!」
「故に、国防色がそれに抗議をしているのであれば。」
「それなら、我々に何も笑う権利など無い!」
「寧ろ、自分が漁民側であればどう思うか?」
「笑う我々を見て、それでも同胞か?と叫びたくなるであろう!」
 
等という、固~いお話が、こんなにコミカルに見える。
甘辛泣き笑い。 
 
 
 
そんなふしだらな事を考えていたせいだろうか。
Resistant東京工場を視察して激を飛ばそうと向かうも、
何か全然違う所を走っている。
六本木ヒルズが分かれば・・・と見上げる空には石の壁。
 
分からん。
よし、諦めてBFF会場へ行こう!
と思っても、何処に居るか分からないのだから、
何処に向かえば良いのかも分からんし、
そもそも会場の地名も知らんという事を、気付いたその時。
 
 
 
会場では既に上映が始まっていたとさ。 
 
つづく