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琵琶湖賛歌。

ポロリと迷い出る昔の写真。
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写真の中の暑い夏の日、暇を持て余したツレと朝からゴロゴロ。
口を開けば「暇やなぁ」。
そんな時は「よし!琵琶湖行こけ!」 
 
琵琶湖を一周すれば、目の前を色んな風景が飛んで行き、
狭い京都の街ではストレスの溜まる大きなエンジンも、
伸び伸びと回転数を上げて行けて、
何は無くとも楽しかった。
 
渋滞どころか、人も車も少なく、湖岸の道、田んぼの中を、
シャツを脱ぎ、時にヘルメットを脱ぎ、
少しでも多くの風のシャワーを当てて、色んな事を洗い流そうとした。
琵琶湖があれば、煮詰まる日も、少しだけ無かった事に出来たんだね。 
 
 
 
乗り物の軸を自転車に変えた今も、勿論。
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何かあれば琵琶湖行こう!
いや、何も無いなら琵琶湖行こう、なのかもしれない。
 
京都市内から小一時間、ペダル回せばすぐに大きな水溜り。
朝、少し早く目が覚めたから。
昼過ぎ、一日の用事が少し早く終わったから。
そんな時は琵琶湖だよ。
 
 
 
そして、自転車が好きなら一度は通る道、琵琶湖一周。
コレは最早一種の通過儀礼。
コレを越えた時、自転車と、何より自分の力の奥行きを知る。 
 
一度走りきったなら、一周を走る切る自分の力を知り、
また知らぬ何処かへ行く時も、自信と余裕を背景に、
その道程を、より楽しむ事が出来る。
  
 
  
京都に生まれた人間にとって、琵琶湖とは非常なる恵みである。

京都の街の良い所は「何もかもが手が届く範囲にある」と言う事。
何もかもが手に入る訳ではないけれど、不満が出る事も実際無いし、
生活の移動、ほぼ全てを自転車でまかなえる。
 
でも、そんな街で欠伸が出ないのは、
おもいっきり手足をバタつかせられる琵琶湖があるからなのかも知れない。
 
 
 
40歳になる頃には、ボート遊びでもしているのかも。
50歳になる頃には、トライアスロンでもしているのかも。
60歳になる頃には、釣り糸でも垂れているのかも。 
 
琵琶湖の横で生きている事は、当たり前の様で、
とても不思議だと時に思うのです。