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北国の歳末 2。

橋の下で眠ったイクヲ君からクリスマスプレゼントレポートです。
 
 
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そして、イランからアルメニアへと国境を越えるため、
標高2000m以上の高地から標高500mの谷底へと急降下しました。
そこには雪はなく、木の葉は黄色く、柿がなります。
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気候の差には戸惑うけれど、
国境を越えて言葉が多少は通じやすくなってひと安心。
そう、ここは旧ソ連。
人々は皆、ロシア語を解し、ロシア語こそが世界共通言語だと思っています。
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ぼくは同じ旧ソ連の中央アジアの国々に4ヶ月ほど居たので、
イランで話されるペルシア語よりは、ロシア語のほうがわかるのです。
 
 
 
しかしアルメニアは山国。
続く九十九折。
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まだまだ続く九十九折。
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道は、のぼって、下って、またのぼる。
平地などありません。
 
 
 
連日1500m近い標高差をのぼります。
毎日これだと、さすがに精神的にも疲れます。
ということで、田舎の小さな町で宿を探すのが面倒くさく、
この旅行で一番高い宿に泊ることになりました。
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1泊2400円。
さすが、清潔で雰囲気も明るく、シャワーからはお湯がガンガン出ます。
お茶もコーヒーも飲み放題です。
町も小ぢんまりとしていて、でも必要なものは揃っている。
町の居心地もよく、ついつい4連泊。


 
そしてまた山を越え谷を越え、首都のイェレヴァンへ。
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いつも空は鈍色、雪が降ることもしばしば。
歩道は凍り、町はなんだか陰鬱です。

 

さて、これからの予定ですが、ここアルメニアから北上してグルジアへ。
そしてトルコをあっち行ってこっち行ってしながら西進。
 
ざっと考えると、トルコに入るまであと1ヶ月。
トルコ横断は普通は1ヶ月らしいです。
でもぼくはのんびりなので1.5~2ヶ月。
ということはトルコの西の端っこ、イスタンブルに着くのは3月上旬。
そしてバルカン半島を北上。
  
は、できません!
そう、ぼくは4月から学校に行かなければいけないのです!
3月中旬には日本に帰ります。

 
 
ポルトガル??そんな遠いところを目指していたのは夏くらいまでです。
もちろん夏から急いで前進していたらポルトガル到達は可能でした。
でも、急ぎたくないのです。
 
ぼくは自分のペースで旅行してきました。
大事なのは、1年間という限られた時間を、自分の好きなように使うこと。
それは、毎日毎日のサイクリングを、観光を楽しむということ。
 
その結果としてどこかへ辿り着くでしょうけれど、
そこに辿り着いたという結果はぼくにとって大切ではありません。
明日をチラッと意識しつつも、
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今日を、今を大切に。