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2008年03月27日

入荷案内。

花咲く準備万端。
って感じで零れ落ちんばかりの桜の蕾ですが、
絶頂を迎えるには、どうも切れに欠ける空模様の今週末。
 
花見に何が有るって訳では無いけれど、
それでも皆々心待ちにする花見日和。
どうやら花見にベストなのは4・5日で決定ですな。 
 
 
 
そしてお待たせしていた、Surly スチームローラー完成車。
2008.03.26 006.jpg
順番に49・53・56と入荷しましたので、
とりあえず一台ハンドルとサドルを変えて¥118,000。
グッとそれっぽくなり、更に乗り易く、フレンドリーになる。 
 
自転車という、ワビサビの塊みたいな地味な乗り物を楽しむには、
性能以外に、やはり「愛着」と言うモノが必要でありまして、
自分が好きで居れる様にしてやらなきゃ、
魅力も半減するってなモンで御座います、
チョット小突いて良い様にしてやりましょう。
 
 
 
そして春の自転車を楽しむ為の、
2008.03.25 007.jpg
CCPの春パーカーも入荷。
って一枚だけですが、追って桜色も入荷予定。
桜が散るまでに来て欲しいですな。
 
少し薄めの生地で出来た細身のスウェットパーカー¥10,290。
全面に比べ背が長く出来ているので、腰が出て冷えるって事も有りませんし、
サイクルジャージの様に背面ポケットがあるので、
鞄を持たずに手ぶらで、気分も軽く出かける事が出来ます。
 
 
 
寒さに耐えて走る季節も終わり、
ただただ阿呆みたいな顔して口あけて走る季節の到来に合わせて、
チョコチョコ商品も入荷しています。
 
もう4月・・・そう言えば。
ちょっと凄いバッグももうすぐ入ってきます。
何でしょうねぇ・・・ンフフフフ。

2008年03月25日

木天蓼。

と、書いて「マタタビ」と読むそうで、
それは勿論、猫を酔わす「マタタビラクトン」
という成分を含有している事でよく知られているアレです。
 
まだまだ刺激物の無かった時代には、
コイツを喰えば元気が出て、
「また旅」が出来た、と言うのは嘘か真か。
 
 
 
桜の花粉にもその成分は含まれているらしく、
集めて燻すと、それはそれは遠くへ行きたくなるとかならんとか。
2008.03.25 020.jpg
しかも恐ろしい事に、その成分には中毒性と耐性が有り、
やらなきゃ落ち着かない、やればやるほどやりたくなる、と、
人の人生をも狂わす危険性もあり、
旅から旅へ、また旅へ、ってなモンで。 
 
 
 
レポートで、地球の何処かを見せてくれていたIQO君も無事帰国し、
春からは日常(って何だろな?)へ帰って行くのでしょう。 
 
あぁ、そういえばIQO君を送り出したのも、
こんな気候の、こんな晴れの日だった・・・。
2008.03.20 013.jpg
アレ?デジャブ? 
 
では無く、また人間ロケット発射。
いや、一人戻れば一人出る、人間ロケット鉛筆か。 
次のこの方はアメリカだそうです。 
ただ、アメリカ大陸縦断だそうで、寒さの緩んだアラスカから、
聞いた事のない国名もある南米まで、予定は未定、約数年。 
 
因みにこの方、決して若者とは言えない年齢です。
当然仕事も、人間関係も有ったモノを、一度ほどいて行くんだそうで、
言う事が、
「今行かなきゃ、後悔するのかな、と思って」
ですと。
 
 
 
言う人、言うシュチュエーションにより全く重みの変わる言葉ですが、
何と言いますか、全方向性の力が有りました。
 
適当にしてて、いつ捨てても良いモノを捨てたのでは無く、 
真摯に向かい合いながら構築して来たモノを、
冷静に秤に掛けて、選び切る事が難しい選択を選んだのですから。 
 
 
 
「向こうに行けば何かある。」
旅をしない自分には、そう思う事が旅というモノのモチベーションなのかな?と、
思ってしまうのですが、どうやら違う様です。
 
「向こうに行って何が有る訳でも無いんですけどね。」 
旅をする人は、何かゴールを期待している訳では無く、
行く事こそが目的であり、その先は何も無いから「旅」なのでしょう、きっと。
2008.03.09 017.jpg 
結果を気にしてしまう自分は今までもコレからも旅人にはなれないのでしょう。
彼に憧れ、旅を決意したとしても、
きっと「旅に出れば彼の様になれるのか」と、そう考えてしまうはず。
 
写真の所為では無く、彼がとても輝いて見える自分の耳には、
友部正人の歌がいやに絡みつき、何だか目に圧力を感じます。 
 
 
 
彼の行く先に、例えどんな艱難辛苦があろうと、
きっと彼の後悔を超える事は無いのだろう。 
行く先々に幸多からん事を!

2008年03月22日

酔いと覚め。

好い気候です。 
少し位の早起きも、寒くなくなりましたし、  
朝の空気の色も随分変わりました。
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聞こえるか聞こえないかの距離からの、
チリンチリン、とハイカーが鳴らす鈴の音が、
まるで巡礼の坊さんの鳴らす音の様で。
 
その音の柔和な賑やかさが、今の季節の好感度を表しています。 
 
 
 
だから、カエルも顔を出します。
2008.03.21 004.jpg
おう、もう春かえ。もう朝かえ。
 
 
 
木の芽時ももう終わり、徐々にエンジンが掛かって来る事でしょう。
そんな春のサイクリングに。
2008.03.21 009.jpg
正体不明のクロモリロード「KONA ホンキートンク」 
ピシッと伸びたストレートフォークの先にダボあります。
クリアランスには余裕が有り、32cの太いタイヤも履けます。
   
 
 
しかも価格が5万円!
勿論フレーム&フォークセット。
何ならヘッドセットも、シフトのアウタ受け金具も付いている! 
 
ただ、入荷と共に、完売のお知らせもしなければなりません。
ストックは510(トップ525)が一本のみ。
さぁこの目を焼く赤で、寝ぼけた眼を見開いて下さいな。

2008年03月20日

複雑味。

気温が上がり、土緩み、それに伴い気も緩み。
食べた苺の小さな種が、芽を出し脳から生えてきそうな昨今。

緩んだ気を引き締めるように、纏まって降った昨日の雨。
 
 
 
緩みきっていましたからね。
突如降った大雨に成す術無く、帰り道はジーパンどぼどぼ。 
 
しかし、濡れるのは好ましい事では無いにしろ、
一度濡れてしまえば、そう嫌な感じも無く、
さっきまで脳内を占めていた、濡れる事への嫌悪感、
ってのはいったい何だったのだろう、
と、嫌悪感から違和感へ、オセロ返し。 
 
 
 
冬の雨は辛かった。
しかし「春雨じゃ、濡れて行こう」とまではいかんものの、もう春。
 
道端に濡れて盛り上がる、
2008.03.19 006.jpg
湿布を気にする余裕も生まれる、そんな気温。
 
あぁ、気持ち悪い。
人を痛みから救う湿布なのに何故こんなに気持ち悪くなってしまえるのか?
 
昔あった、水に浸けると巨大に膨れる、
エビとか虎とかのオモチャは何処へ行ったのだろう。 
一晩洗面器に浸け、朝巨大化していたエビ。しかし触ると崩れたエビ。
あそこには、遊ぶ事の無意味さがあったのに。
今は何処・・・。
 
 
 
遊びの無意味さは人に与えられるモノに非ず!
進む先には、
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左に濁流と化した加茂川、右の水門からは水が溢れ出し、
眼前の遊歩道は加茂川に注ぐ川となり、大迫力。
 
もし足滑らしたら流されるかな?
消防の人に怒られるかな?
家族も心配するかな?
この世から消えるかな?
 
迂回路は右上。其処を行かない理由は無い。 
が、それでも直進!俺のマシンは水陸両用。
  
クランク及びBB浸水であります!
行け!
ハンドルが取られるであります!
ええから行け!
靴が靴で無くなり、ズボンがスボンで無くなった感じであります!
何でもええから行け!行け! 
 
 
 
無事、向こう側へ辿り着いた時に、得る物は何も無かった。
しかし、まぁオモロイ。何が何と言う事は無いがオモロイ。
 
近道だった訳でも無いし、川に何が有った訳ではないけれど、
この状況ならば、そうせざるを得ない、そんな感じか。
 
あぁ、無意味。
されど無意味万歳。

2008年03月18日

春眠暁を覚えず。

と言いますが、寝て気持ち良ければ、起きても気持ち良い。
なので、寝ているばかりでなく、たまにムクリと起きれば三文の得。
  
「朝から走りに!」と気合入れ、
前の晩から準備して、暗い内から走り出すのも良いけれど。
 
別にどこに行くという予定も無く、少し早く起きて、
いつも出掛ける時間までの1時間、いや30分、
テレビ・ラジオから体を剥がし、自転車に飛び乗ったなら、
プラっと散歩に出かけてみるのは更に良い。
 
 
 
今は春。
気も緩み、息を吐けば延々何処までも吐き続けていけそうな、
安心安寧モード。
 
時間が無い、という事は遠くへ行けない。
そして体を温める時間も無い。
言い換えると、消化試合的気楽さを含むこの散歩。 
 
取り合えず家の近所をコロコロ転がる。
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あぁ、比叡山の裾で暮らしてるんやなぁ。
と、改めて南無南無しながら、山手へ山手へ。
 
 
 
山手に行くと、訝しい程に人が居ない。
地面に浮いた砂利の弾けるミニマルな音を聞きつつ、
「織田信長の居ない時代で良かった・・・。」等と考えながら、
大比叡の裾の丘を目指し、ジリジリとペダルを回す。
 
丘と比叡山の境界線まで来て、振り返ると、
2008.03.17 019.jpg
おぉ!空がスパークしておるでは無いか! 
ハレ!ハレ!
 
 
 
この一瞬、脳内に湧き出す岩清水。
気の持ちようで毎日がサンデー。にはならないかも知れぬけど。
 
三文程度?笑かしますな。
この気分に貨幣価値などつけられるものか。
しかし、まぁ、三千円位なら・・・。
 
よし!「早起きは三千円位得」
 
以上。 

2008年03月14日

いつまでも、あると思ってしまうけど。

桜の花の散る前に、
白い花散る花粉の季節です。
洟、垂れて居られますか? 
 
鼻の下がカサカサになっている人も多い事でしょう。
マスクに違和感の無くなった人も多い事でしょう。
コルゲンコーワカプセルの飲み過ぎで、
喉の奥から血が出てる人も多い事でしょう。  
あぁあぁ、辛いねぇ。
  
 
 
クシャミハナミズハナヅマリ。
冬の季語っぽいですが、実際は春の季語となった感があります。
 
つまり洟を垂れていると言うのは、春の到来を告げると言う事でありまして、 
コレはもう、洟を振り乱し喜ぶ事で、
酸欠でボウっとした頭を、ポジティブな方向へ導くのが正しい対処法。 
 
シェイクするだけではポジティブになれないと思いますので、
材料として、春のニュースを脳に詰めましょう。
 
 
 
1、黄砂と共にやって来た、
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タイテックのHバー。通称ジョーンズバー。
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海の向こうでは確固たる地位を得ているHバー。 
今までは轍屋さんからのお届でしたが、
今年から正規代理の日本ラインナップに登板。
で、価格が¥7,700。 
  
「絶対的に良い」等という事は無いですが、
「あぁ~何か良いねぇ~、コレ位だよ、うん。」とそんな気になるかも。
 
 
 
2、有りそうで、意外と無かった黒くて短い鉄アヘッドステム
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Salsa SULクロモアヘッドステム60mm。 
掴みも角度も種類が有るので、
小人類だけでなく、変なハンドルを好きになった人や、
もっとコウ!なポジションを求める人にも、救いとなるでしょう。
 
 
 
3、完璧な精度、完璧なお買い得価格、完璧な納期でお馴染み、 
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日本のスタンダード、FP38がモデルチェンジでFP39に。 
変更点は価格。
 
同じくパナの分割式フレームも、やはり価格上昇。 
値上がり後でも、冷静に見ればまだまだ買い得感有り、
言い換えれば適正価格に近付いた、とも言えるものの、
振り返れば、改めて前の価格の安さと有り難さが浮かび上がってしまい、
何ともはや・・・寂しげな気分。 
 
値上がりした事が残念なんじゃない。
今、旧価格なら買うか?と言われてもまぁ買わないし。
 
そんな事では無くて、当たり前だと思っていた事が当たり前でなくなる、
この時間の流れがチョイト寂しいだけだわな。
 
 
 
値上がりだけでなく、気付かぬウチに無くなっている部品も色々あるんでしょう。
市場デビューの裏には、市場からの卒業もあるんですな。
 
欲しいモノは手に入れろ!なんて肉食な事は言えませんが、
必要だと思うものを手に入れるか?否か?の基準を、
いつでも研ぎ澄ませていれるなら、きっと人生は安泰なのでしょうねぇ。
自分はまだまだです。

2008年03月11日

時間の旅。

「予想最高気温15度」
そんな文字が魅了する日の天気予報は雨→曇。 
 
朝6時、外は小雨なれど、雲の隙間に青も見える。
家で待機なんてのは尻の据わりが悪いから、
予報ではこのまま雨は上がるんだ、と自分に言い聞かせ、
雨の強弱の隙間を縫って走り出す。
 
走って、雨宿りして、走って、雨宿りして。
遅々として進まぬその様は、まるでダルマサンガコロンダ。 
しかし、家で雨が止むのと、
時計の針が進んで行くのに挟まれているよりかは随分良い。 
 
 
 
雨は降れども、確かに気温は低くない。
冬の間は雪と寒さに閉ざされてしまう北の山も、
走れる兆しが見えてきたのか。 
  
その事を確認する為に、あの雪の山の向こうへ。   
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歩を進めるにしたがい雨は止む気配。
 
その分、山に入り込む為、霧の中に突入する事屡。
進むにつれ、融けて消えた様に見えた雪もドンドン増し、 
北の山は「こっち来なさんなや」と、微妙に拒否の姿勢を見せる。  
 
  
 
人が来る事が少ない土地と言うのは、即ち代謝が悪く、
過去の遺物が草陰から顔覗かす事も有り、
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その    っとする瞬間は、距離を越える旅を感じさせる。
 
 
 
今、何処で如何しているのか?あの頃オマエはヒーローだった。
夜になる度、皆オマエの所に足を運んだものだったな・・・。
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欲望に歪んだ顔を見続けてきたキッシーよ、安らかに眠れ。
 
 
 
と、過去の思い出に呑み込まれながら、
無心の独行を続ける内に、周りの状況は春からはドンドン離れ、 
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完全普段着のうかれモードのまま、膝丈雪中行軍であります。
 
4月まで雪が解けない、というのが北山の常識ですが、
それでも毎年3月になると、春を感じさせる陽気に浮き足立ち、
もう行けるのではないか?という期待と共に赴いてしまうが、
そんな自分を迎える現実は、
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辛うじてお金は投入出来るが、品物を取る事は限りなく困難な自販機。
販売しないなら、もう電源抜いとけば良いと思うんだがね。
  
 
 
夏に走った時に見た風景は今、
まるで見た事の無い土地の風景に見える。
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京都市内からたった40km程度しか離れていないこの土地も、
けして便利とは言えない現実の為、
過疎化が進み、限界集落となり、今では空き家も多い。 
 
それも、夏にはただの静かな集落に見えるが、
雪の中では、出入りした足跡の無い家が、
主の在らぬ事を無言で伝える。 
 
 
 
雪に沈む川縁で、
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独り竿打つ太公望。 
音はしない。
音はしないが、立ち止まると圧迫感を持って雪が聞こえる気がする。
此処は本当に京都市なのだろうか?京都府なのだろうか?
自分の知っている現代の関西なのだろうか?
 
 
 
この日、独行約80km。 
何度も来ているこの道なれど、
その間に見れたモノは、束の間の旅であり、
日常とは80kmという距離以上に離れていた。
 
お土産は撒かれた塩で自転車が錆びる心配と、
口の中でジャリジャリする砂。
 
辛くなかったか?分からない。
楽しかったか?それも分からない。
だからかでもかも分からぬが、それでもまた行くんだろうさ。

2008年03月09日

カヘ・レーサ。

「カスタム自転車」って言葉がありますが。
響きが如何にもシックリ来ない。
2008.03.09 037.jpg 
「カスタム自転車」という字面ではどうしても、
「スーパーカー自転車」的なのを思い浮かべてしまうので、
言いがかりみたいな理由でも何でも、落ち着きの悪い言葉。 
 
なら自分にとって、それに代わる言葉とは何か?
そんな事を考えていると、
「何で自転車を改造しているのだろう?」なんて事も考え始めまして、
「我は何する人ぞ」と、今の行動を支える衝動を辿る旅に出てみました。
ルルルルルル~・・・・。
 
 
 
初めて「カスタム」した自転車は・・・、
高性能なMTBを、何故かクラシカルな色と部品で組み直された、
今思えばチンプンカンプン、支離滅裂な一台。 
こうしたい!という想いは有るけど、イメージばかりが先走り、
想いを纏めて説明したり、形にしたりする、
「自転車の言語」を未だ持っていなかったが故の結果。 
  
では、その「こうしたい!」ってのは何だったのか? 
初めてこうしたい!と思った自転車は中学生の頃、
ママチャリのフェンダーを外して、ハンドルを換えて、
スッキリオシャレを目指したアレか?
08.11.271 004.jpg 
いや、もっと遡れるぞ。
クリスマスに買って貰った、タマ付きのウルトラマン自転車。 
ハンドルにウルトラマンの顔が付いていて、ボタンを押すと、
後頭部にある画面に何か映った記憶があるアレ。
 
 
 
そのウルトラ号も、時間が経ち、ウルトラ画面は潰れ、
そして周りの子が、普通の自転車に乗り出した頃、
何とかせねば、という焦燥感に駆られ。
 
ある日、そのウルトラマンを捥いだ。
 
そうすればコレは「ウルトラ自転車」ではなく、
自転車になるはずだったし、
実際スッキリして中々満足だったんだけれど。
怒ったねぇ、オカァちゃん。何でモノを大事にしない!っつって。 
本当は、大事にしたい、もっと好きになりたいから捥いだんだけど。
程度が低いから伝えれなかった、形に出来なかったんだね。
 
 
 
多分、自分にとって自転車を「こうする」という事は、
「良くする事」では無くて、「悪い」と感じる所を無くして、
ゼロに近付けて行く事なのかもしれません。
 
その後残った純粋なモノが好きで、
そこを目指しているんだわ、きっと。 
そしてそれを形にする事で、
自分の意思の形を確認しようとしているのかも。 
 
 
 
「レーサー」「クラシック」「レプリカ」、そんな単純なモノじゃなくて、
もっと意味不明で混沌としていて、
人には伝わらないかもしれないモノ、
でも自分には伝わらなければいけないから、その過程として、
レーシーであったりクラシカルであったり、
オマージュが含まれたりする事もあるけれど、
2008.03.09 012.jpg
それでも多分、この一台に籠められた、
「此処はこうやないと話にならん!」なんていう、
怨念にも似た大量の情報全てに気付く人ってのは殆ど居ないはず。
 
だから、コレはダーっと走って、水飲み場で顔洗いながら、
パッと目をやった先に鎮座している姿に、自身で「うん」と思える、
それを目的として、チョコチョコチョコチョコやっているんですね。
 
 
 
まぁ詰る所。
自転車をああでもないこうでもないと弄っているのは、
所詮自己満足でありまして、
その最終的な姿は、プラっと走りに出て、
休憩がてらコーヒー飲んでる時に、
店先に置いた自分の自転車見て「ええわ~」と悦に浸る、
 
その為だけなんですよ、きっと。
 
 
 
だからこそ。
自転車をカフェレーサーの如く弄る皆様よ。
自分が納得出来ない改造には。
一銭も払う事なかれ。一秒の苦労もするなかれ。
その約束だけが、アナタの行為を肯定するはずだから。 

2008年03月08日

春のRUN祭。

今年初めて蚊を殺しました。
 
己が蚊に刺されて痒くなるという可能性を排除する為に、
まだ刺す事もしない蚊を、その種の絶滅を願い殺める・・・とは、
なんて利己的な人間なんだ!なんて事をしてしまったんだ!
自分こそが世界の厄災の源ではないのか!
 
 
 
と、言う事を感じるよりも先にまず。
温くなりましたね。
 
気温も上り口が見え始め、空気に少し青い匂いが混じっていた今日。
そら蚊も出ますわな。 
 
 
 
加茂川縁を走っていると、人の多い事多い事。
皆、春を感じたカエルの様に、意識せぬ中に抱いた外への憧れが、
体積を増した部屋の空気に押し出され、ついに出て来たのでしょう。 
 
しかしそれにしても、
2008.03.08 012.jpg
走っている人の数が尋常ではありません。
 
走っていなければデモ行進かもしれませんが、
走っていたのでは、伝えたい事が伝わる前に過ぎ去ってしまうので、
おそらくコレは何かから逃げているのでは無いかと推測されます。
 
加茂川の鴨が巨大化して、何の危害も無いけれど何か逃げている、とか。
でも無いらしいです。楽しそうですし、何より気合を感じます。
 
 
 
で、道端に立つ看板に目をやると、
「京都シティーハーフマラソン」
そう、明日は京都市内を通行止めの嵐が吹き荒れるマラソンの日。
皆その準備・練習なのですね。
 
そういえば、数日前にも河原で、燃え上がる自分を覆う事無く、
2008.03.08 001.jpg
桜の蕾を横目に裸でRUNする紳士の姿も見受けられましたし。
 
 
 
明日は更に温くなる様なので、きっと気持ちの良い走り日和になるでしょう。
此方、マラソンには全く興味も無く、通行止めも好ましい事では有りませんが、
それでも走る人が雨の中を、辛気臭い顔しながら走っているよりかは、
キモチエエナ~っと呆けた顔で走って行く方が、止められ甲斐もあるってモンで。 
 
一般道が通行止めで混み合う分、加茂川沿いの遊歩道なぞ、
一時的にしろ混雑が予想され、中には歩道からはみ出し、
川に押し出されてしまう人も・・・居ませんね、そんなヤツは。 
 
しかし、そんな明日ですから、午前中にサイクリングをご予定の方は、
陽気に中てられ飛ばしたい気持ちを抑え、
普段よりもさらにノンビリ、前を見て、人や鳩や鴨をひかない様に走りましょう。
 
 
 
鴨も?・・・蚊もも・・・蚊もも~っ!
 
と、春の陽気でも業が拭えない人には、
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その人に合うイベントも用意されている春の京都であります。 

2008年03月05日

Surly Instigator。

<完売しました>
Surly Instigater.jpg
Surly  インスティゲーター銀輪特別組立車
色:レッドロケット
¥169800(税込み)  フレーム¥69300(税込み)
   
 
  
Surlyのフレームラインナップ中、最も知名度が低く、
最も出荷台数が少なく、最も人当たりが悪く、最も味の濃いのが、
此方、インスティゲーターなのですが、それにはそれなりの理由があるとしても、
存在するからには存在するなりの理由もまたあります。
それがただ単に「売れないから」「需要が無いから」で、
多くの人の目に留まらないなんて、悲しすぎるじゃないか・・・。
 
という事で、インスティゲーター、銀輪へ再登板。
今回はショートストロークのマルゾッキDJⅡ20mmアクスルを始め、
頑強フレームを支えるだけの、頑強部品で揃え、
出来ないくせに壁に向かって飛びたくなる衝動を刺激しまくる上、
勿論、見ても分かる通り無闇にカッコイイです。
 
コイツに悪ふざけは有りません、一直線にマウンテンバイク。
高度に計算され、無駄を削ぎ落とした最新のMTB達よりも、
マウンテンバイクとは何ぞや?を伝えてくれます。
言い訳をせぬアナタに火の玉を!

2008年03月04日

Surly LongHaulTrucker。

<完売しました>
Surly LHT 0802.jpg
Surly ロングホールトラッカー銀輪特別組立車
完成車 ¥150000(税込み) カラー:オリーブグリーン 
サイズ:52
 
  
 
ロングホールトラッカー(L・H・T)にニューカラー!
以前にあったグリーンよりも更に緑っぽい色で、
「あぁ、やっぱりこういう地味色がシックリ来るな~」と安堵。
それ以外には・・・見た通りです。
 
タイヤはLHTにで履ける最も太いタイヤを履かせたので、
見た目は押し出し強く、ダートを走る実用車てな趣がジープッぽい。
未だ見ぬ密林を、サバンナを、氷の大地を駆け抜ける(妄想)為に、
ドロップよりもガッチリ握れるマスタッシュバー。
 
でも、のんびりバイクでもありますので高~い楽々握れる位置にし、
押し付けの強い見た目とは違い、乗り味は到って楽ちん仕様。
コレだけハンドル位置が高くて、コレだけカッコよく見える自転車というのも珍しい。
 
今、このLHTを買うと、「何処かへ行きたい」という時に、 
「コレで行きたい」と思える要素を加味出来る幸せがもれなく付いてきます。

此方で。

諸事情有り、銀輪HPの更新が滞りがちですので、
この際、店頭車両の説明も此方の日記の方で並べて行こうと思います。
 
いや~、PCって、本当に分からんモンですね!(マイク水野風)
そんな訳で宜しくお願いします。

2008年03月03日

別れの朝。

朝一番、
「昨日・・・自転車パクられました。」
という、沈鬱な顔の報告で始まった一日。  
 
ほほう。
パクられましたか。  
それはそれは、何と申しますか。
 
一緒にアイゴー!と叫んでみたい所ですが、どうにも熱が入らず、
盗まれた本人のブルーさにシンクロするという乙女なマネは無理っぽい。 
しかし「何処で?」という問いに、
「すぐそこで。」と答えられると・・・ヒヤリハット。  
 
 
 
自転車の盗難なんてのは、日常茶飯事でありまして、
けっして珍しいとは言えないモノの、
心の中では「自分は関係無い」と思っている、ってのは勝手な話ですなぁ。
 
きっと、心配し出すと限りの無い世の中ですから、
自動的にリミッターでも掛けているのでしょう。
それではそのリミッターを外してみると・・・。
 
 
 
間違い探し。
2008.03.02 003.jpg
            2008.03.02 004.jpg
「・・・あ、無い。」
 
さっき其処に置いたはずの、自転車が。
無い。
となると?
 
1、本当にそこに置いたか考える。
2、何かよく分からんので諦める。
3、あ、パクられたんとちゃいますか。と気付くけど「まさかぁ」とも思う。
4、おいおい、そんなに欲しいんかいな、(元)俺のマシーンが、とこの際ニヤける。
 
そんな風にして色々試すのは好き好きですが、
最終的には覆水盆に還らず的思考で、諦めるしか無い。 
 
 
 
途中経過で、「人のモノ盗む野郎は畜生以下ですな!」等と、
憤りを顕にしてしまうかもしれません。
 
が、水が高い所から低い所へ流れるのと同じく、 
社会平均よりも価値の有るモノを持っていて、
持ちきれなかった自分の不甲斐無さってのもまた、
批判するに値するモノでありますので、ここはもう精神を石にして、
「活路は発見のみに在り」と活気の無い目で徘徊するのが、
唯一平穏への道でしょう。
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「もう二度と・・・会えないものなのか・・・。」
 
 
  
プハッ!無理無理無理。石になんざなれますかいな。
厭世観を刺激されまくりながらも、人に「探してくれ」と頼むなど、
世間に向けて非常に迷惑な存在にならざるを得んぞ、コレは。 
 
ん~、自転車を取られるってのは、
自分は勿論、世間様にとっても何の良い事も無いので、
コレは盗まれない様に、カギの一つもせにゃならんね。
 
 
 
と言っている内に、件の盗まれた自転車を探す旅に出た人が帰って来た。
どしたの?
「あった!出て来た!そぐそこの天一の横に置いてあった!」
お~、おめでとう。よかったねぇ。二度とその手を離すんじゃないよ。
 
しかし・・・。
天一(ラーメン屋)までの100mを一刻も早く駆け抜けたくて盗まれた愛車。
そして、ラーメンで満腹後は置き去られた愛車。
 
このマシーンの魅力は、その程度のモノか・・・憤怒~。
 
 
 
と、また悪い感情が首を擡げたりするので、
どうか世界平和の為に自転車を盗まれない様にご注意下さい。

2008年03月01日

IQO君、楽園に到達す。

1ドル≒100円が見えて来たそうです。
何故こんな事になるのかは、サッパリ分かりませんが、
きっと、この世にアホほど居る人間一人一人が擦れ違う時に生じる、
摩擦熱の温度で、価値というモノはチョコレートの様に変化しているのでしょう。
 
そんなチョコレートの海を泳ぐIQO君、大団円に向けて平泳ぎです。 
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この時期のトルコは雪に閉ざされていて、景色を楽しめないので、
トルコのイスタンブルから、バスで、シリア北部のアレッポという街に移動しました。
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すこしヨーロッパににおいのする所から、いっきにアラブ世界へ。
車の運転はかなり荒く、街中ではクラクションは鳴り止まず、
そんな状況だから、道を横断するのにも一苦労です。
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この国を訪れるは初めてなのに、なぜか懐かしいような気持ちになりました。
そして物価もぐっ!と下がり、気楽に旅行できますし、
何よりも気温がぐっ!と上がったので、凍えることもありません。

 

そんな心に十分余裕を残した状況でサイクリングを再開しました。
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まずは内陸のユーフラテス川を目指して。
道中、町がときどきあるものの、ずっと砂漠が続きますが、
そんな所にも羊を放牧しているベドウィンがテントで暮らしています。
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ベドウィンの男の人はみんな、カフィーヤと呼ばれる布を頭に巻いています。
砂漠では隠れるところがないので、寝るときは彼らにお願いして、
近くにテントを張らせてもらっていました。
 
 
 
目的のユーフラテス川ですが、まぁ、普通の川でした。
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そしてパルミラという遺跡をチラっと見たり、
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死海で浮いたりしながら、
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どんどん南下します。


 
そんな僕の足を止めたのは、ヨルダンのダーナという、小さな村。
打ち捨てられた廃村で、いまはわずか5家族が住むのみですが、宿はあります。
 
その村は谷の斜面にへばりついていて、宿から歩いて1分で、
谷を見とおせる絶景が、どっかーん!と広がります。
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インパクトは絶大。
こんな写真ではここの良さを伝えることはできません。
ぼくの体から広がる3次元的な広がり、これが素晴らしいんです。
なにより、人がほとんどいないというのがここの良いところです。
ここでできることは、散歩、読書、昼寝。
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人の声は聞こえず、風の音だけを聞く時間。
なにもすることはなくても、暇だとは感じません。
ダーナ、ぼくは中東でいちばん好きな場所です。
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インディージョーンズの映画の舞台にもなったぺトラ遺跡を歩き、
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そして紅海を船で渡って、エジプトにやってきました。
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とうとう、最後の国です。
ぼくがいま居るダハブは、ダイビングで有名な所です。
びっくりするくらい青い海。
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着いた当初はする気のなかったダイビングを始めることになり、
最終目標のカイロまで自転車で行けるかどうか。。。
 
 
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日本を離れ、そろそろ一年のIQO君、
3月中に帰国の予定ですが、成田からも漕いで帰って来るつもりだそうです。
 
次の旅も、そう遠い事では無いのかもしれません。

数字Q。

21・22・23・24日と来て、25休み、
26・27・28・29日と来て、また休む銀輪カレンダーなれど、
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あら。
30日が無い。
 
 
 
この「五飛び」「五等日」「五・十日」などと書いてゴトビと呼ぶ、
そんな休業体制にしようと思い立った時、
気になったのは「2月に休みが少ない」という事、
それと同時に閏年は更に危険である、と言う事。
 
その恐れとも期待ともつかない想いに応えるべく、今年は閏年。 
 
2月は半ばを空けたという事もあり、次の土曜は開けようか如何しようか?
なんて悩んでいた昨日・一昨日は何の意味も成さなかった。
休みなんて最初から無かったんだから。 
 
  
 
今月だけ、今週だけ、とも思うけど、 
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こういう事は人生一貫しているのかもしれないから。
 
 
 
自分で決めた流れに抗う事無く、
今日もご機嫌さんで銀輪開店です。