« 2008年05月 | メイン | 2008年07月 »

2008年06月27日

関の山。

鼾が煩い。
妻はそう言い、鼾湧き出す鼻の穴に指を差した。
 
で、目が覚めたので、5時半からトキメキライドンタイム。 
川沿いに上り、峠を越えて、ワッサリ茂る緑の中へ、
08.06.27 005.jpg
ってロマンチックっぽいけど、かぶれてかぶれて脛痒い。
蚊に纏わりつかれるよりかはズッと良いけどね、
もう少し丈夫な肌が欲しいと思う、色白餅肌豚野郎。
 
 
 
そんな半端野郎には、半端なクロスバイクがお似合いさ。
たかがクロスバイク、されどクロスバイク、よいしょよいしょとクロスバイクが、
08.06.27 014.jpg
絨毯の様な土の上を、無音で滑って行く。
 
濡れたゴロ岩が出てくると、さすがに35cのタイヤでは相性悪いけど、
ゆっくりと筋道を探して行けば、それはそれで楽し。
ただ、こんな倒木に菌類となると、
08.06.27 007.jpg
ズルン!て。
ま、MTB乗ろうがコレは滑るし、つまりそこそこまでなら、
クロスバイクの適当さで何とかなるって事。
(しかし、この菌類に呑み込まれた草が何や不憫ですな。)
 
 
 
いつもなら、未だ眠りの真っ只中である時間。
向こうに京都市を眺め、今日の天気を思う。
08.06.27 017.jpg
別に今から雨が降ろうが、雷鳴ろうが何でもええんですけどね。
おぉ、晴れ間見えて来た。
 
 
 
「自転車乗るのが何より好き」
そんなカッコイイ事言ってみたい!けど嘘になるしね。 
そんなハッキリ言える様な明確な気持ちなんて有りませんわ。
でも、自転車乗って、自転車の世界に入って入って入って・・・、
ホンで休憩するの時の気分は凄く良い。 
08.06.27 025.jpg
止まった途端、気化するのを止めた汗が頬を伝う。
息を整え、大きく息をし「え~っと」と周りを見渡すと、
アララ、何か外から覗いているみたいな感じ。幽体離脱。
 
 
 
速く走れる人はいいな。
器用に自転車を操りこなせる人はいいな。
スノーボード出来る人はいいな。
俺には何もねぇや。
08.06.27 028.jpg
でも、走って走って休憩する時、腰に手を当て口尖らせ、
プーっと息を吐いてると、変な笑いが湧いてくる。
コレは何処から湧いてくるのか?
自嘲でも無く喜びでも無く、実際何かは分からんけれど、それは中々に面白く、
誰かどころか自分にさえ知られない何かを感じている感覚を、
自転車通して何度でも味わえるから、ネズミの様にくるくる輪を回す。
 
そんな判別不明の中途半端さ。
解明は未だ進まず。

2008年06月26日

時代のうねり。

祇園祭を控え、日の暮れた街の隅ではコンチキチンとお囃子の練習。
そして、そんな風情も吹き飛ばす程の勢いで増殖した、
サミットの警戒にあたる大量の警察官。
 
普段から平和を貪る自分には、警戒する程の「何」があるのか、
全く実感が湧きませんが、非の無い所に煙は立たず、
目で見えるだけが「敵」ではない! 
  
 
 
で、私も久し振りに単車で高速道路に乗り、
08.06.25 005.jpg
空気と闘ってまいりました。
もう口あけると、クチビルがベローンて、風圧でべローンてなってね、
面白がってベローン繰り返して、挙句写真撮ったりしてると、
口の周り旋風よだれだらけになって、それが風で乾いて気化熱で肌冷えて。
 
 
 
している内に着いた名古屋で、卸屋さんの倉庫に侵入、
そこに有った、
08.06.25 008.jpg
出た!もう立ち消えになったのかと勘繰ってさえいた、
「Mrウィリークランク」がやっと此処に。 
 
出来栄えは?
普通。と言うか思ったよりかズッと良かった!
パッと見「スギノ」っぽい匂いがしたので、
思わず箱の裏をチェックしてみたけど・・・ハズレ。
 
黒とかかなり良いね!BBのカップの色まで選べるのはオモロイ。 
重量も結構軽いので、100mm幅用スピンドルと合わせ、
Pugを軽快に組む、そんな空気デブ計画には必需品になるに違いない!
 
ただ、他に幾らでも選択肢のある中での選択、となるとチョット勿体無い。
部品をクランク・スピンドル・スパイダーと一点ずつ選ぶ、
「タイコ弁当方式」は、欲しい物を何も考えずに選んでいくと、
最終的に思わぬお支払いになるという、有り勝ちな結末を迎えるので、
「コ、コレや無いとアカン!」という必要に迫られた上で、
トリッキーな自転車をトリッキーに組む時、コイツは光るんだろうね。
ま、2ピースばかりで、応用が利かなくなってきたクランク選択肢に、
コイツが入るのは非常に有り難い事ですわ。
 
 
 
あとまぁ、
08.06.25 013.jpg
E-レバーの新色 紫。
紫と言うと、嘗て高級パーツの代表的な色でした!
クックブロスとかグラフトンとかクーカとか。
憧れましたねぇ、何が良いとかそんな問題じゃなくて。
 
前時代の生き残り「Paul」の、この紫のレバーも、
あと10年後位に「あったねぇ~!俺使ってたわ!」なんて、
酒のアテにでもなるのでしょうね。
 
 
 
まぁ何にしても「いつまでも、あると思うな親と部品」ってヤツでね、
チョットええ子は早めに声かけんと、すぐに昇華してまいますよ。
 
私も未だにクーカのラスタポスト、
何で買わなんだんやろうかと、思い出す度後悔してますから・・・。

2008年06月23日

ウラミハラサデオクベキカ~。

いやぁ~、今日は涼しい一日でしたね~!スーシーネー!
と、俯くとズボンのチャック全開君。
そうか、ここから熱気が逃れていたから、涼しかったのか。 
 
この社会では、何故ズボンのチャックをベンチレーションとして使わないのか?
ズボン内に清涼な空気を循環させる事により体感温度を下げ、
気分も落ち着く、冷房も弱められる、エコロジ。
 
さぁ、今こそ社会の窓を開けよう!
 
 
 
と、社会転覆を狙うのは虐げられた者の気持ちとして当然。
 
昨日の売れ筋確実ホイール、というか既に売れているホイールに対して、
もう何か全然な感じの、 
08.06.09 022.jpg
当店オリジナル指型バルブキャップ。 
ハブに付けたライトに照らされる姿がなんとも古典的ホラーで最高やないですか。
「魔太郎が来る」を熟読して幼少を過ごした自分にはコレぞ懐かしのニュアンス。
 
最高やと自信満々で発売してみましたが、
喜んでいるのは当の本人だけの様です。
¥1,200と言う価格も「ちょっと安過ぎるか~?」なんて余裕かましてましたが、
引き合いが無ければ価格もクソも、ねぇ。
 
製作して頂いた義手職人の先生には大変申し訳無い気持ちで一杯であると共に、
コレを好しとしない世の中を呪詛するしだいであります。 
 
 
 
まぁそんな本音は心の内に秘めるとしてだね、
やはり売れる物の光が強ければ、影に隠れる商品もあり、
確実に売れ捲っているアン・オーソライズド(UA)も、
ホイール頑張ってんのはいいけど・・・本道はどうなってんのよ?と。
 
あの名作山主フレーム「33RPM the 3rd」は生産上ってこないまま、
国内在庫は減り続け、もう全然無いし、HPからも消えたままだし、
更にその軽量版であると噂される新型機「45RPM」も、
パイプがツルテンになるとかレイノルズになるとか、
もう噂だけを残して消えてしまった様な状況。 
08.06.19 003.jpg 
如何なるのでしょう。
尻の軽そな優男、ってな印象も含め、それでも乗れば「ええ奴やないか・・」と、
ついつい惹き込まれる、そんなサンサン。
 
BBハイトの低さとリアセンターの短さから来るクルクル感、
見た目の素直さ、適度なパイプの頑丈さ、そして価格の安さ。
何より、ジャンバイでも4Xでもなく「山系」と呼んでしまえる、
その独自のテリトリー。
 
常に居続けて欲しい、別に軽くなんてならなくていい、
ズッとそのまんまの立ち居地で良い、と思うけれど、
世の中が進化を求めるならそれもまた仕方ない!
 
なんて事さえ言えません、今の何も無い状況ではね。
仕方ないのかもしれないけど・・・まぁ復活する事を期待してます。
 
誰を恨めばいいのでございましょうか~♪ってなモンだわ。
ふぅ~。

2008年06月22日

近道トンネル開通。

昔何かの記事で、
「その商品が正しかったか如何かは売り上げが教えてくれる云々」
なんて文句を見た事があるのですが、
「ダッコちゃんとかは・・・どうやったんやろう?」
と、正しさの定義を、空一点見つめながら考え込んでしまいます。 
 
 
 
そんな感じで、一着になれば勝ち、永遠の栄光を勝ち取れるとは限りませんが、
それでも我先に我前にと、時に先行逃げ切りタイプ、後追い捲りタイプと、
其々のやり方で市場というレースを走り抜けて行く商品達。
 
基督さんの言葉でもある通り、
「始めのモノが後になり、後のモノが始めになる 」なんて事も、
天界ではどうかは知らんが、現世では良くある悲しい話なので、
やはり先行がやや不利気味な情勢であります。
 
 
 
で、「どやねん!こんなんメチャええけど思いつかなんだろ!」という、
先行型に対して、
「今、欲っされとるのはコレやろう」という、
捲り商品の具体例が発売。
2008.06.14 008.jpg
UA トラックホイールセット。
皆、興味はあるけど、微妙に手を出すのが億劫なカラースポークで、
派手なハブと派手なリムを繋いで、具体的に提示。
オマケにフロントラジアル、リアタンジェント。コレで前後¥30,000!
売れないはずは無いと踏んでいるから出来るこの戦略価格。 
 
これは安いなぁ・・・。
此処から何が出来るか?という想像膨らむタイプではないかもしれないけれど、
2008.06.15 015.jpg
こういう事やろ?
嵌めるべき所に嵌めればストッライークッ!って。
 
 
 
ただ、安価にこんなインパクトが手に入るものだから、
どうもスポンと嵌らない、または敢えて嵌めたくない、なんて事になると、
全力放水中に手を放してしまったホースの様に、
四方八方に流れが向いてしまい、
「オバハンの紫パンチパーマ」的、
無茶な結果を生んでしまいそうな怖さが・・・。
 
ってまぁ、そんな余計なお節介は無用やね。
コレの絵を見て、 
2008.03.08 006.jpg
「か・かっこええ・・・」と、痺れてしまった自分が居る事やしね。
オバハンパーマも相通じる者同士なら「いや、洒落たはるわ~」てなモンさ、
適当適当~。
 
 
 
因みにコレ、絶対チャリンコ通販の定番商品になると思うのですが、
今回入って来た分に関してだけですが、
ハブ軸の調整が必要な割合が結構多いみたいなので、
自分でイジる派じゃ無い人は自転車屋で買う事をお勧めしますです。

2008年06月21日

水中都市。

蒸す。非常に蒸す。
551のぶたまんにでもなった様な気分、これぞ梅雨の醍醐味。
 
 
 
湿度も100%を越えてるに違いない、120%は行っただろう、
いや、もしかしてもう水の中にいるのかもしれない。
 
ほれ、その証拠に、
2008.06.20 001.jpg
1m以上はあろうかという巨亀が、
丘に向かって良い勢いで這いずり回る。
完全に勘違いしているに違いないとは思わないかい?
 
 
 
そんな蒸し暑い梅雨に、あれば嬉しいのはこんな小物ではないでしょうか。
 
その①簡易リアフェンダー。
泥除けと言えば!やはり永遠の定番はフラミンゴ。
朝玄関で空模様を見て、降りそうならば付けて出掛ける訳ですが、
それで降らなかった時の妙なやるせなさ。
で、出てくるのが、折り畳み傘の様な、
2008.06.20 007.jpg 
自転車泥除け。ただのプラスチックの板と言えばまぁそれまで。
これを常時カバンに忍ばせておき、思わず雨が降り出した時には、
サドルの後部から適当に挿すと、
2008.06.201 002.jpg
こんな感じ、泥除け。 
 
「濡れる時は全身濡れるからこんなモン関係無いわい!」ですと?
それでも背中に一本の泥筋を残す後輪の跳ね上げは特別ですし、
まぁこんなんもありかな、と。 
 
 
 
その②大人用チューチュー。 
自転車は下る分には涼しいのですが、上り始めると凄まじい発汗に襲われ、
今の時期、朝の峠で出会う人など、
もう気持ち悪いとしか言えない様な汗のかきっぷり。
勿論、自分もトップチューブにポツポツとたれる汗や、
腕の毛穴に丸く浮く汗を見て「何か・・・体悪いんちゃうやろか」と心配になる程。
 
しかし、そんな上りをこなし切った後の爽快感と言うのは年中共通。
そしてこんだけ汗かいたら、やはり冷たいのグッといきたい。
でもポーラーの保冷ボトル使うほどクレバーでは無い人には、
2008.06.20 009.jpg
今見れば懐かしい感じもする、ミノウラPit-Can。
飲料缶ホルダーってのは幾らでもありましたが、
コイツの良いのは保冷が出来て、そして何よりフタが付いている事!
 
コレをシートポストの後ろにでも付けておけば、
麓の自販機で購入した一本の幸せを、
泥や雨水に汚す事無く、峠の上まで強力さん。 
そして、顎の下から垂らした汗で地面に模様を書きながら、
プシュ!と一気に呑み干す!プハーッ! 
 
キャメルバッグに入れたビールほど不味いモノは無い事を知る人なら、
コレの有り難味が分かると思いますが・・・、
飲酒運転になりますからね、ビールは駄目ですよ、
ビールは入れては駄目ですからね、第二のも第三のも駄目ですよ。
入れるならバービカンでお願いします。
 
 
 
まぁそんな心配する必要も無い様で、知らぬ内に商品廃版になってました・・・。
湿度が上がると、湿気た話しか出来ませんな。

2008年06月19日

座久成労、メリケン粉。

仕事も家庭も、一度忘れてアメリカ縦断ツーリング中の人からの葉書。
膝の不調を抱え、未だアラスカから出られぬジレンマが見える。
まぁノンビリすれば良いさ、走るだけが人生じゃねぇし、 
この際アラスカに定住し、フランク安田みたいになるのもまた羨まし。
  
なんて、知った顔していると、冬にも一度来たツーリング野郎がまた来た。 
もう2年以上走り続けているそうで、勿論まだまだ走り続ける為に、
部品の調達に寄ってくれただけ、次は中国だってよ。 
2008.06.19 008.jpg
自転車って何だ?何で走り続けるんだ?
 
コレは自転車を商う事を生業としながらも、頭からズッと離れない事です。
答が出る日もありますが、それはやがて裏返ったり、色褪せたりして、
中々真ん中には触れる事が出来ずに居ます。
 
 
 
走るだけならね、単車でも良いじゃないか。
自分、単車も乗るんですが、コレがまたとんでもなく気持ち良いです。
軽四よりもズッと大きな二気筒のエンジンが積んであって、
前に行きたい時は手首捻るだけで、ドコドコドコッ!って、
交通の流れから自分だけスッと逃げられる、そんな自在感があり、 
こと移動能力だけでいうなら、当然自転車を圧倒する。 
 
 
 
自転車よりも速く、自転車よりも楽に、自転車よりも常識的に移動できる。 
自転車が勝てるのは、より安く、より単純で、そして人間より小さい事、
つまりより自分に近い事、それに起因する安心感。
 
一時は、そこにこそ自転車の神髄があるのでは、と思っていたんだけどね、
それを拝するほど信用する事が出来ない、
と、いう事は何かに引っ掛かってるという訳だ。 
 
何だかんだ言って、自転車ってしんどい。 
じゃぁ、自分に近くて、そしてよりしんどくないモノが有れば、
諸手を挙げてそれを迎え得られるか?
一瞬、止まってしまいそう。ならば、止めた其れの正体は?
 
 
 
きっと自転車を漕ぎ続けるのは、自分の意思が直接移動に結びつくから。
移動しようと思い続けている限り止まらない自転車。
 
オートバイは、手首の力とガソリンと空気が化学反応起こして移動してるから、
そこに自分の意思以外のモノが多く含まれ、移動の決定は時に多数決。
それに慣れた時、移動する責任も、移動しない責任も所在がボケはじめ、
時に自分の移動に客観を持ち込んでしまい、傍観者となる。 
 
自転車は「しんどい」。
漕げば漕ぐほど、こそばい様な痛みが腿をノックし、
「まだ行くん?」と問いかけて来るので、此方は答なればならず、
「イエッサー、行きますです!」とついつい。
 
その鬱陶しい問いかけ、普通は「忌避」される負の要素こそが、
まるで納豆の臭みの様に、ビールの苦味の様に、
慣れるに従い、欠かせない「お決まり」要素となり、やがて華となる。 
 
 
 
禅の公案に、
「先生、何でダルマさんはわざわざこんな異国まで来はったんでしょう?」
と言う問いに、
「座久成労」=「座りっぱでケツだっる~」と答えた、というダジャレがあるのですが、
ほんま自転車のホイールのハブって、マニ車なんやなぁ、と思わずには居れん。
2008.06.19 013.jpg
まぁ「答」が好きなら車輪なんかグルグル回してんと、
一本の筋にでも乗って、綱渡りでもしてるって話か。 
 
そしてオッサンは納豆の様な匂いを残して、またダルくなりに活きましたとさ。

2008年06月18日

憂袋吏奪。

来週末の外相サミットに向け、警戒態勢の京都市内。
市内移動時間中、警官が目につかない時間割合、約2割。 
 
「お化粧をして、着飾って、さぁさアタシを見て頂戴」
そんな感じにする為に、ここぞとばかり草を刈り、
2008.06.16 002.jpg
自転車を一斉に撤去したりしているのを見ているだけで、
何かソワソワした空気が漂っちゃう、けど他人事。
 
時事、地震と釜ヶ崎騒動と死刑とサミット。
他人事ではいけないのかもしれない!
が、実感は持てないのでついポカーン。
 
警戒中の警官も、ホームレスのオッサンが鴨にパンくず放るのを、
歩きながら見ていたその瞬間、警戒していたか?というと、
あまり警戒してそうにも無かったし。
 
 
 
なんて、社会のスケールと距離感に思い馳せながらも、
そんな事よりクソ暑い夏に向け、
大型獣ではなく、小型獣ばかりをオーダーしたResistantは、
サミットが終わり、騒ぎの静まった頃にでも来るのかしらん?と、
現実に目を向け店に来た所、何で此処に居んの?と。
2008.06.16 004.jpg
Resistant。
狼狽しながらも、お決まりの記念撮影、ハイ、チーズ。
 
今回色はかなり地味系で行ってみました。 
手前、ヒップハンガーの群れが圧巻です。
で、次段がプリスクール、後列がルポライダーと小型ラッシュ。
 
 
 
その中に混った唯一の大型、キャンバス種最大の、
2008.06.16 005.jpg
オールドスクール(アップアーマード)。
オールドスクールを更に強化した特別版。
容量的には、ヘルメット二つ入れてもこんな感じ。 
 
しかし今は、御所の中で意味無くデカイカバン担いで進入したりすると、
不審者扱いされるかもしれない!ので、
小型が良いですよ、きっと。

2008年06月17日

冗談の向こうに透ける本気と言う名のジョーク。

嗚呼。
今頃大阪では、ただでさえ蒸し暑い夜に、
室内でローラー台ブリブリ回し合ってんだろうなぁ・・・。
 
クラブイベントって奴であると同時に、ゴールドスプリントって奴だわさ。
08.06.15 016.jpg
で、コレって自転車イベント?それともクラブイベント?ってなると・・・?
自分は自転車イベントだとは思わんのね。
コレはクラブイベント、自転車をフューチャーしたクラブイベント、って括る。
 
勿論、自転車好きは大いに楽しめるだろうし、
実際今頃ギャイギャイ嬉しがってるだろう。
しかしまず、クラブイベントであるので、クラブの常識、というか、
モノ見る目にクラブフィルターを掛けて見ないと、
多分、「何で?」ってダウトが目に付いて、
楽しみ切れないかもしんない。
 
だからね「自転車好きっス!」で行って、
「なんか違う・・かなぁ」、なんて感じたら、
それはイベントが悪いのでも、参加者が悪いのでもない、
ただ喰い合わせが悪い、それだけの事ですわな。
 
いや、もっと言えばその「何か違う」を越えて、
「此処や」を作るのがクラブイベントの要素の一つ。
って勝手に思ってるんですよ。
 
 
 
そんな「前提」というモノがあり、
そのルールブックの様な一種の「共通言語」感を持たなければ、
その見せるべきもの、見るべきものが何時まで経っても見えて来ない、
そんな事もあったり。
  
今の固定を取り巻く感じも、チョットそんなんありますね。
外様が話を海老天の衣よろしくデカくして行くけど、
それを「全部本気にしちゃ駄目」ってルール知らないと、
パーティーのフライヤーの「NYを拠点に活動」とか見て、
ホントはNYの知人の家に泊めて貰ってゴロゴロしてただけなのに、
何か「おぉっ」て思ってるのと変わらん事になる気配。
 
 
 
だから「俺の好きな自転車の世界は今!」とかって、
2008.06.14 022.jpg
COG-Mag喰い入る様に読んで、
コレは違う!とかやっぱコレで正解だ!とか、
聖書の様に扱いジャッジすんのも違う。
 
だからCOGは店頭で配布するよりも、
近所のラーメン屋の雑誌コーナーにクラスター爆弾して、
昼間・深夜に独りラーメン喰うオッサンの手元に送り込み、
「何じゃこりゃ?こんな世界も有るんやのう。」そんな感じにするのが最高。
弁当屋の「カミオン」誌的立ち居地。 
 
 
 
信じ切っても駄目、疑ってばかりでも駄目。
その距離感の余裕で楽しめる、そんなんて有りますよね。
二重映しの特撮映画で、全ての特撮見破る奴が凄いかってーと、
最後まで全く特撮と気付かない奴と、ほぼ同じ位阿呆ですし。
 
自転車なんて所詮楽しみなんだから、
瞬き惜しんで目くじら立ててんと、時に目の焦点暈したり、
瞼の裏に写る残像でも見て楽しむ余裕がある方が面白い。 
暗黙の了解を共有した上で、ね。
 
 
 
ホンでまぁ自分なぞは、
08.06.15 018.jpg
発売前日に手に入れた上島竜兵最新作、
「ノーマニフェスト フォー 上島」を見なければならないので、
クラブよりも、ダチョウ倶楽部活動ってなモンで暗黙の了解を楽しむ。
こんなモン何がオモロイねん、って皆言うけれど。
  
 
 
グッとくるモノはグッと来るし、
来そうやとしても、来ないモノはやはり来ないんやから。
仕方ないやんけ。

2008年06月13日

蒸し暑い夜ですから、とりとめの無い長話でもしましょうか。

梅雨らしからぬ晴天の午後。
プルりと鳴った電話の向こうでオカァちゃん曰く、
「鍵を忘れて出てしもた、早く帰って来てカギ開けぃ。」
 
なら取りに来いよ、と思いながらも、
買い込んだ食材を担いだまま、京都市内南北往復しろ、ってのもなぁ、
楽じゃぁねぇだろし。
 
で、久し振りに頼みました、そう、京の便利屋メッセンジャーKAZE。 
ピザ頼む様に電話一本すぐにやって来て、渡したカギ持って今すぐ届けてくれる。
「遠いわ・・・」と呟くその円らな瞳に投げる対価\1,260(税込)。
これで食材を痛めずに、カァちゃん機嫌損ねずに、自分もノンビリと、
一気に三の得を生む。ヤッホル。
 
(メッセンジャーKAZE事務所)
2008.03.20 010.jpg
虚言。
  
 
 
で、話戻して、コレと同じ状況になった時、他にどんな回答例があるかいな?
・早く帰る。
・取りに来てもらう。
・窓を割る許可を与える。
・発想の転換をし「自由時間」という事で楽しんで頂く。
 そして夕暮れと共に悲しい気分を味わって貰い、
 結果、晩飯は「ご自由に」と自由のお裾分けを頂く。 
 
ドレも捨て難い選択なれど、やっぱ一番良い選択をしたと思うね、今回は。 
 
 
 
いつも自転車屋店員として、偉そうな顔してる自分ですが、
メッセンジャーって何なのか、正直全然分からんです。
メッセンジャーが何を、どんな風に思っているのか、興味ねんだもん。 
メッセンジャーやってるツレが何思ってるかは、興味無くは無いけど、
それは「メッセンジャー」では無いし、
それを想う時、自分は銀輪では無く「雨森無我」として想うしで。
 
 
 
その様に、メッセンジャーとは日常自転車を介し通じ合う事もあるし、
また今回の様に、自分の人生をスムージングしてくれるツールでもある。 
 
クロネコヤマトも、郵便局でも、例えバイク便でも、
其れに変わる事が出来ないのは、凄く簡単に分かる事だと思うし、
少なくとも其れが変わる事を自分は望んではいない。 
 
そんなのが、自分にとってのメッセンジャー。
でもね、メッセンジャーって流行ってんじゃないですか、実際よく話題に上るし。
でも、そこで語られる「メッセンジャー」は、
まるで2メガと12メガと1ギガみたいに、簡単に割り切っちゃって、
「分かろう」とする好意が多く覆う。
 
 
 
何かね、おかしいね。
その語る口は皆、見た事も無い「ジミヘン」を語る様な調子で、
まるで空想上の生き物みたいに不思議に語るんだね。
 
例えば、メッセンジャーなんてたかが自転車便だよ。
銀輪なんてね、たかが中途半端な自転車屋だよ。 
好意を持つなら、その利なり非なりを享受した上で語らなくっちゃ。 
その間を空のみ埋める関係なら?
空気は最高の断熱材って言うじゃない、それだわ。
 
ましてね、それを纏めて「カルチャー」って。
  
 
 
「カルチャー」「文化」って、多分語られる方は、
動物園の檻の中みたいに、「へ?」みたいな感じ、
俺は普通だけど、何か?みたいな。
 
コレがカルチャーだ!って言ってる時点で紛い物、簡単。 
 
 
  
メッセンジャーもね。
銀輪もね。 
流行ものです、きっと。
でも、必ず、少しは、誰かの。
何処かに響く何かをしてると思うんやわ。
 
だから。
 
そんなに遠くから眺めていずに。
少し話をしよう。 
今の機会を逃したら、次に合えるのは100年後かもしれないんだから。
 
 
 
瞬間や人生って、それくらい奇跡やと思うぜ?

2008年06月09日

雨季雨季ウォッチン。

雨好き。
何故か雨が降る日は体も軽く、何処まででも走って行けそうで。
 
家に休んでもまた雨は好ましく、
窓を開け、空を仰ぎ、落ちてくる水滴と、
その水滴の衝突するパラパラと言う音は、
晴れの日の景色より何倍も遠くへ意識を運ぶ。
 
 
 
と、そんな雨にラブコールを送るものの、
やはり社会生活では「自転車に乗りながら、如何に雨を乗り切るか?」
この問題は避けて通れません。
 
日常、自転車を使っている人の対応というのは、
・降れば乗らない。
・濡れるのを諦める。
の二大勢力か、若しくは、
・何だかんだで自転車に乗る日には雨は降らない星の下に生まれている。
と宣まうか、はたまた、
・カッパでボディーコーティング。
 道路に流れる汚水に汚されるくらいなら、美しい己の汗に塗れたい。
などが代表的な所なのではないかと思います。
2008.06.09 024.jpg
で、自分なぞは勿論の様に、「濡れて行く、春雨で有ろうが無かろうが」と、
雨が降れば、カバンの中に着替えを押し込み、
後はもう無になるが如く濡れて行くのですが、
濡れる際の格好といえば、
・シャカシャカズボン
・サンダル
・ジャージ生地系Tシャツ 
・水に強いカバン 
コレで何も恐れる事はナッシン、という一定の安寧を得て居ると。 
 
 
 
なのですが、先日雨の中を走り、
いつも履いているビンディングシューズをズクズクにし、
更にもう一足のビンディングシューズもまた雨に降られズクズクになり、
最後の一足であるビンディングサンダルを見つめ、「あ」と思った訳ですね。
 
「日常、ビンディングしか使わない人は・・・雨の時期どうしてるんやろうか?」と。
 
シマノSPDサンダル、魅力的な商品です。
しかし、使った事のある人は皆知っているのですが、
あのサンダル、サンダルのくせに、一度濡れると全然乾かないですし。
 
そんな訳で、雨の時期も自転車に乗らざるを得ないビンディング愛好家の方で、
この雨季の間は、平ペダにし、すぐ乾く靴か、
ホールド性の良いサンダルかを履いてやり過ごそう、そんな方に!
2008.06.09 008.jpg
納涼、氷ペダル!
飛騨高山の奥で、永い時間掛け山の圧力により密度を高めた氷を、
職人の手により加工された至高の・・・って下らん虚言。
 
オデッセイからポリカーボネートペダルの新色、クリア登場です。
クリアペダルと言えばAtom-labのバリスチックペダルが有りましたが、
\17,400と言う価格が足に絡み付き、距離が縮まらないまま思い出になった。
しかし!今回出て来たクリアペダルはズバリ\2,800、グッと距離が身近に。
 
 
 
まぁ降る雨を止める事は誰にも出来ません。
なので、出かける用事があるなら、コレはコレと楽しく雨に打たれましょう。
 
そして、外に出る事が少なくなったのなら、
その分、雨対策の作業に時間をあてる、と。
2008.06.09 011.jpg
やがて覗く太陽を待ちながら。

2008年06月06日

雨天独行。

梅雨とは雨が降り続くから梅雨なのであり、
その期間、如何に濡れずに済ますか?
毎年毎年同じ事を考えているはずなのですが、
答への筋道は未だ見えて来そうにない。
 
何故か?
そら真剣に考えていない事が一番いけないのでしょう。
濡れる、それもまた吉などと嘯いているのがいけないとは知りながら、
それでもその邪念を背負って、曇り空を行く。
 
 
 
山手を望む。
白く霞み、恐らく向こうは降っている。
が、まだ今居る場所は降っていない。 
08.06.05 030.jpg
紫蘇の葉が捲れる程の風が、雨を引き連れて来ない理由など無い。
それでも向かう、山へ山の方へ。
 
 
 
何故、山に向かうのか?
山に行けば何か救いでもあると、無意識の内に仮定しているのか? 
って、そんなモンあるかいな!
 
ただ単に、普段見ている街の色以外を見たい、ってだけなんでないかね。
08.06.05 057.jpg
人気の無い方へ無い方へ行くと、人の滅多に通らぬ道路の表面が、
緑にコーティングされ、下界との縁が糸引いて千切れて行く様や好し。
  
 
 
行くに従い霧雨、やがて雨。
濡れるのを厭う気持ちは無い、と言えば嘘になるが、
濡れて困るモノは防水カバンの中、
自身は濡れてもよい格好+体温調整の要 ウールパーカーと、
準備万端なればサラサラ降る雨なぞ、子供のパンチみたいなモンさ!
08.06.05 062.jpg
水が嫌いなのでは無く、不快感が嫌いなだけ。
それを排除すれば、有り難い飲み水であり、体温を下げてくれる水であるし、
汗を流してくれる雨であるし、更に、雨に濡れた緑の色といえば、
好き嫌いはあろうがそれでも、ある種究極の魅惑の色ですしな。
 
 
 
さすがのMTBも、ぬかるむ足元では純粋な快感を演出する事は苦手です。
しかし、スリルやスピードや自在感だけがMTBの全てでは無く、
MTB(マウンテン・トレイル・バイク)の言葉のまま、
山道を行く事、人気の無い道を行く事、
その事だけを楽しむなら、雨の季節はけっして悪いモノではない。
 
いつも走る裏山の道が魅力半減する時期ならではの、
相対的に面白みが濃縮したテリトリー点検運動。
心のままに行ったなら、 
08.06.05 070.jpg
こんな腐ったペプシとかにも出会えます。
ペプシって、腐ると透明になるんやね!

2008年06月02日

孫の手系。

産まれた時から、近鉄ビルに隠され続けて来たものの、
その近鉄ビル解体と共にあらわになった、
2008.05.28 002.jpg
京都タワービルの裏。
見えるはずの無かった、くすんだ色の背中。
何か血色悪い感じの色、時間の疲れを感じさせる統一感の無さ、
早く隠して欲しそうで、隠さないならカサブタをはってしまいそうな、
そんな裏。
 
 
 
見つけても近付きたくないので知らなかった、
2008.05.24 007.jpg
毛虫の裏。
足が!足の形状が!
毛虫の足なんて想像した事も無かったけれど、
まさかこんな形状だとは・・・。
毛虫が恥じる事を知らぬのをいい事に凝視してしまう、
そんな裏。
 
 
 
タスポシステムにより、
タバコをかう自由を妨害されたスモーカーが顔を顰める裏で、
2008.06.02 007.jpg
エロタバコ自販機。
隠されたミラーフィルムの裏には何が鎮座しておるのか?
裏を覗いてみたい、購入を検討だけでもしてみたい。
何も無いかもしれない。けれど敢えて言いたい、「あると思います」。
そんな裏。
 
 
 
日の当たらない影である「裏」。
触っては駄目だと言われれば言われるほど、
そこに魅力が有る事を確信する、そんな裏。
 
捲りたい!裏返したい!横目で良いからチラっと見たい! 
なんと不健全な魅力なのか。
 
 
 
人生もまた裏のかきあい。 
言ってる尻から裏かかれ、と言うより不意打ちを喰らう。
何って梅雨入り宣言、今日から。
 
裏をかく、というより後だしジャンケン的に始まった今年の梅雨。
暫く自転車には向かない毎日が続きます。
 
が、降る直前に、キッチリ朝から走りに行って、
落ちてるペダルキャップを発見して楽しむなどしているのもまた、
2008.06.02 031.jpg
雨雲の裏をかいた事に・・・なるのかどうかしりませんが、
明日から雨です、残念ながら。