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蒸し暑い夜ですから、とりとめの無い長話でもしましょうか。

梅雨らしからぬ晴天の午後。
プルりと鳴った電話の向こうでオカァちゃん曰く、
「鍵を忘れて出てしもた、早く帰って来てカギ開けぃ。」
 
なら取りに来いよ、と思いながらも、
買い込んだ食材を担いだまま、京都市内南北往復しろ、ってのもなぁ、
楽じゃぁねぇだろし。
 
で、久し振りに頼みました、そう、京の便利屋メッセンジャーKAZE。 
ピザ頼む様に電話一本すぐにやって来て、渡したカギ持って今すぐ届けてくれる。
「遠いわ・・・」と呟くその円らな瞳に投げる対価\1,260(税込)。
これで食材を痛めずに、カァちゃん機嫌損ねずに、自分もノンビリと、
一気に三の得を生む。ヤッホル。
 
(メッセンジャーKAZE事務所)
2008.03.20 010.jpg
虚言。
  
 
 
で、話戻して、コレと同じ状況になった時、他にどんな回答例があるかいな?
・早く帰る。
・取りに来てもらう。
・窓を割る許可を与える。
・発想の転換をし「自由時間」という事で楽しんで頂く。
 そして夕暮れと共に悲しい気分を味わって貰い、
 結果、晩飯は「ご自由に」と自由のお裾分けを頂く。 
 
ドレも捨て難い選択なれど、やっぱ一番良い選択をしたと思うね、今回は。 
 
 
 
いつも自転車屋店員として、偉そうな顔してる自分ですが、
メッセンジャーって何なのか、正直全然分からんです。
メッセンジャーが何を、どんな風に思っているのか、興味ねんだもん。 
メッセンジャーやってるツレが何思ってるかは、興味無くは無いけど、
それは「メッセンジャー」では無いし、
それを想う時、自分は銀輪では無く「雨森無我」として想うしで。
 
 
 
その様に、メッセンジャーとは日常自転車を介し通じ合う事もあるし、
また今回の様に、自分の人生をスムージングしてくれるツールでもある。 
 
クロネコヤマトも、郵便局でも、例えバイク便でも、
其れに変わる事が出来ないのは、凄く簡単に分かる事だと思うし、
少なくとも其れが変わる事を自分は望んではいない。 
 
そんなのが、自分にとってのメッセンジャー。
でもね、メッセンジャーって流行ってんじゃないですか、実際よく話題に上るし。
でも、そこで語られる「メッセンジャー」は、
まるで2メガと12メガと1ギガみたいに、簡単に割り切っちゃって、
「分かろう」とする好意が多く覆う。
 
 
 
何かね、おかしいね。
その語る口は皆、見た事も無い「ジミヘン」を語る様な調子で、
まるで空想上の生き物みたいに不思議に語るんだね。
 
例えば、メッセンジャーなんてたかが自転車便だよ。
銀輪なんてね、たかが中途半端な自転車屋だよ。 
好意を持つなら、その利なり非なりを享受した上で語らなくっちゃ。 
その間を空のみ埋める関係なら?
空気は最高の断熱材って言うじゃない、それだわ。
 
ましてね、それを纏めて「カルチャー」って。
  
 
 
「カルチャー」「文化」って、多分語られる方は、
動物園の檻の中みたいに、「へ?」みたいな感じ、
俺は普通だけど、何か?みたいな。
 
コレがカルチャーだ!って言ってる時点で紛い物、簡単。 
 
 
  
メッセンジャーもね。
銀輪もね。 
流行ものです、きっと。
でも、必ず、少しは、誰かの。
何処かに響く何かをしてると思うんやわ。
 
だから。
 
そんなに遠くから眺めていずに。
少し話をしよう。 
今の機会を逃したら、次に合えるのは100年後かもしれないんだから。
 
 
 
瞬間や人生って、それくらい奇跡やと思うぜ?