じゃれっこモーラー。
万歩計が最も似合う一台、
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太いタイヤの1x1で一歩一歩前進モーニング。
子供だけが屯する住宅地の公園、使われなくなって通行止めになった遊歩道、
逃亡中らしき柴犬、人を斬るが如く鍬を振るう老人。
それ等を横目で見ながらも、顎の先からは無関係に滴る汗。
スピードよりも時間よりも、来る傾斜、荒れた路面、先の地形、
次の一歩は踏み出せるのか?
ってやってると、
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渡河。
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越える嬉しさ。
道はあれど、使われる頻度は然程でも無さそな道を、
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一歩一歩、踏み締める様にクランク回し進む進む。
この先に、何があるのか無いのかよりも、
走って行けるという、ただその事で、
口に入れば何でも噛む犬と同じく、進みたくて進む為に進む。
道は垂らした水飴が如く、
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次第に細り、
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やがて山の斜面へ消える。
此処から先は、本当に一歩一歩歩かなければならず、
今の目的である「漕ぎ続ける」事は出来ないので、振り返って、
テリトリーの確認を終えたという、程度の低い達成感をお土産に、
泥跳ね上げて、暴れるハンドルを手の中で遊ばせ、
オマケの峠を力任せに漕ぎ上げて、朝ご飯食べに帰る。
自分はMTBで、
山と闘いたいのか?それとも戯れたいのか?
闘いに勝てる刃物が、常に最良の道具とは限らないから、
木の棒程度の戦闘力しかないコイツは、
チャンバラごっこを楽しくする魔法の杖でもあるのです。